国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

中南米で多い特急誘拐・南米エクアドルでの邦人銃撃。犯罪被害者にならないための秘訣とは??

中南米で多い特急誘拐・南米エクアドルでの邦人銃撃。犯罪被害者にならないための秘訣とは??

日本は世界でも有数の安全な国です。(そんな日本も昨今の外国からの移民増加=不良外国人増加により治安は悪化してきておりますが)
日本での平和な生活に慣れてしまうと、平和ボケして海外に出た時に犯罪の被害に遭いやすいのです。
かつて、旅行会社の海外支店で邦人旅行者の方々が、犯罪の被害に遭われた時に、対応する業務をしておりました。
また、旅行においても世界51か国を渡航いたしました。

今回の銃撃事件は、南米エクアドル。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。本当に悲しいです。せっかくの旅が。それと共に、加害者への怒りがおさまりません。南米にはコロンビア、ブラジルなどの治安の悪い国ばかりです。中米に目を向けても治安の悪い国は非常に多いのです。今年、中南米を単身渡航調査に出ますが、旅行会社での勤務経験、今までの旅で培ってきた体験、知識をもとに皆さまに、犯罪の被害に遭わないためにはどうすればよいかをご教授させていただきます。

今回の銃撃事件は、夫婦が現地でタクシーに乗車した後に、犯行グループにつけられ、襲撃。
現金やクレジットカードなどを奪われたとの事です。
世界では平和な日本とは違い、強盗事件は非常に多いのです。
しかし、その多くは、相手の指示通り動けば、命を奪われる事はまれなのです。この中南米においてもです。
しかし、パプアニューギニアは有無をいわさず、お金を奪うために殺す。待ったもないようです。

中南米で多い特急誘拐。特急誘拐とは、被害者を銃などで脅しATMに連れて行き、現金を引き出させた直後に、犯人が逃走する事が大半で、殺害にいたるまでの事件は非常に少ないのです。
しかし、今回、暗証番号の開示などをめぐり、スペイン語が話せないために、うまく説明出来ず、勘違いをされ、怒りをかい、銃撃にあった可能性が高いとの事です。

日本人は、他国の人々に比べても裕福という印象が依然として強く残っており、犯罪の被害にあいやすいのです。

そんな犯罪の被害に遭わないための最小限の知識を皆様にお伝えいたします。

1.海外旅行において一部先進国をのぞき、ブランド物を身につけない。(高級バックや時計、宝石など)
2.多額の現金は持ち歩かない。
3.もう一つ財布(もしくはカード入れを用意し、そちらにクレジットカード等(持ち歩かないのが良いが)をいれ、腹巻き等では  さんでおく。
4.派手な格好、こ綺麗な格好はしない。(場所によりわける)
5.ニット帽、サングラス等をつけ、外国人観光客であるように見せない。
6.危険な場所を事前に調査し、近づかない。
7.入国前に緻密な治安調査をする。(外務省の安全ホームページ、ガイドブック等)
8.人気のない場所、暗くなってからの外出は避ける
9.タクシーは流しのタクシーではなく、ホテルやお店で呼んでもらう(犯罪者グループとぐるになっている可能性もある)
10.相手の要求を拒否してはならない(特に凶器を手にされている場合)
11.危ない香りを察知できる嗅覚をみにつける。

12.単身もしくは2人での行動は極力避け、集団で行動するように心がける(治安の悪い国)

13.現地の言語を少しでも話せるようにしておく。

まだ他にもあります。

いずれにしても事前の緻密な治安調査、無茶な行動はしない事です。
こういった海外においての観光客を狙った犯罪に関してもこれから言及させていただきます。


国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

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