国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

京都・先斗町の川床料理(会石料理)

京都・先斗町の川床料理(会石料理)

日本の古都京都。世界遺産にも認定され、神社仏閣も多くあり、風情漂う都市です。世界中からの観光客も訪れ、世界に誇れる日本の都市です。

京都は今までに50回以上訪問し、数多くの場所を訪問しました。

今回のテーマは

アキーラさんお薦め!京都・先斗町の川床料理(会石料理)

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京都を夏に訪問するとたまに先斗町の川床料理を楽しみます。

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鴨川と木屋町に挟まれてい­る先斗町。

ここは京都市中京区­­にある花街です。江戸時代初期からの歴史を持ちます。

ここはもともとは鴨川の州で、江戸時代初期の寛文10年(1670年)に護岸工事で埋立てられ、新河原町通と呼ばれておりました。

 

繁華街としては茶屋、旅籠などが置かれたのが始まりです。芸妓、娼妓が居住するようになり、何度も取り締りを受けたが、川端二条にあった『二条新地(にじょうしんち)の出稼ぎ地として認められ、明治初期に独立。

明治5年(1872年)に鴨川をどりが初演され、先斗町は花街としての花を開かせました。舞踊の流派は明治より以前は篠塚流、その後若柳流を経て現在は尾上流でございます。

そして小道がありそこには川床料理を中心とした多くのお店が連なり、落ち着いた雰囲気でデートで連れていくには最適であります。

川床料理の店にて会席料理を堪能しました

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ちなみに会席とは

席料理は宴席に供される料理です。本膳料理が廃れた現在、日本料理に於いては、儀式などで出される最も正統な料理形式である。会席とはもともと連歌や俳諧の席のことであり、呼称の似た懐石料理と混同されがちだが、ルーツは同じであるものの、近世以降は明確に区別されている。懐石料理は茶を楽しむためのものだが、会席料理は酒を楽しむためのものであります。

流派等により順番の違いがありますが

基本的に出てくる順番は

①先付 ・・・ 前菜

②椀物 ・・・ 吸い物

③向付 ・・・ 刺身

④鉢魚 ・・・ 焼き物

⑤強肴 ・・・ 煮物

⑥止め肴 ・・・ 原則として酢肴(酢の物)、または和え物

⑦食事 ・・・ ご飯・止め椀(味噌汁)・香の物(漬物)

⑧水菓子 ・・・果物

まずは先付から

先付①

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八寸

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椀物

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向付(鱧と鯛)

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魚ではなく肉が

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止め肴??

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 食事

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 水物

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費用は7000円の会席料理です。

これより安いのも高いのもあり予算にお任せ致します★ 

鴨川沿いで記念撮影

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ちなみに川床は納涼床ともいわれております。

川床料理­は値段が張るものの、鴨川の景色を楽しみながら会席を楽しめます。

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京都に来たのであれば是非ともお薦めの場所であります。

場所は繁華街である四条河原や三条などからも近く、バス、地下鉄等で最寄りの駅までいき、そこから徒歩圏内です。

平成21年(2009年)7月京都訪問時に撮影


国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

アキーラさんユーチューブチャンネルは下記

http://www.youtube.com/user/Yuukokunoshi1

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