高雄市内にある紅毛港保安堂と呼ばれる日本の軍艦が祀られている場所を訪問。高雄には昔、日本海軍の基地がありました。 かつて保安堂は、海岸沿いにあったのですが、再開発で地区の住民ごとこちらに移ってきたのですが、住民とともに移ってきたのが、この保安堂です。
保安堂が出来た由来は、大東亜戦争で日本の38番軍艦の中尉の艦長が米軍との戦いで高雄近くの小琉球という島の近くで爆死。戦後の1946年に艦長の首が紅毛港の漁民に拾われ海府大元帥として祀られ、この紅毛港保安堂の由来となりました。 海府大元帥が大漁の神様のように扱われて1953年に保安堂が作られ、1992年に神艦として「38にっぽんぐんかん」が建造されたのですが、2013年に移築されました。
保安堂内部には、神輿や第三十八号哨戒艇の模型などが展示されており、日本人としては是非とも訪れて頂きたい高雄の場所の一対です。台湾の方々も来られています。保安堂は住民により大切に管理されています。
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