国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

【現地踏査】旧ユーゴスラビア・コソボの首都のプリシュティナ市街地!コソボ紛争の国

【現地踏査】旧ユーゴスラビア・コソボの首都のプリシュティナ市街地!コソボ紛争の国

コソボといとコソボ紛争で有名な国。
コソボはマケドニアの首都のスコピエからバスで陸路越境して入国(訪問都市はプリシュティナ、ペヤ、プリズレンの三都市)しましたが、2006年に独立をした新しい国です。
しかし、ユーゴスラビア連邦を主導してきたセルビアは
コソボの独立を認めていません。

コソボ紛争ではセルビアとの衝突により数多くの人々が亡くなりました。
市街地を歩いていると紛争により負傷をして手足を失った人々を見かけます。

コソボの首都はプリシュティナ。
基礎自治体としてのプリシュティナの面積は524㎢、人口20万人程。プリシュティナ都市部は15万人程。
コソボでは最も人口の多い都市です。

コソボはアルバニア人主体の国。同じ民族という事もあり、隣のアルバニアとは緊密です。セルビアからすればコソボはアルバニアにとられたという認識の人々が多いです。

オスマントルコ朝の名残もあり、コソボはイスラム教国になります。
女性が肌を露出するなど、トルコに近い緩い戒律です。
対日感情は非常によく、イスラム諸国の中では珍しく対西欧、対米国に対しても感情が良い国であります。
これは、コソボ紛争時にNATO(北大西洋条約機構)とアメリカがコソボを助けた点、現在もそれら兵士がコソボの治安を保つために駐留しているからです。

ここで注意しなければならないのは仲の悪いセルビアとはいつ不測の事態に陥るかわかりません。
よって、陸路越境の場合は、セルビア側→コソボ コソボ→セルビアは避けるべきです。武力衝突に巻き込まれる可能性があります。

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