国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

長崎県

長崎県・対馬・韓国人観光客が多く訪れる島!

九州と朝鮮半島の間にある長崎県の対馬。
日本人観光客はあまり訪れない場所です。
主に漁業が盛んにおこなわれていますが、他に農業やサービス業も。
日本の少子高齢化と比例する形で日本の田舎は過疎化が進んでいます。対馬も同じく人口減少が著しく、対馬から福岡等に移住する若者達が多くいて過疎に苦しんでいます。

人口減少になれば需要と供給の関係で産業も衰退していきます。そんな対馬の行政は韓国からの観光客を積極的に誘致しています。
韓国第二の都市である釜山は対馬から50キロ程の距離。対馬から朝鮮半島を見る事が出来る距離です。
高速船が行きかい、多くの韓国人観光客が訪れています。

対馬の観光業やサービス業にとっては救世主的な役割を果たしていますが、その反面で韓国人観光客による仏像盗難や器物破損、道徳心にかける行為も多くみられるようです。

対馬には韓国人お断りのお店が
複数ありますが、著者は直接、店主から韓国人を断る理由を伺いました。
直接商売に関わる事のない地元の人々はあまり韓国人観光客をよく思わないのが実情。
観光で受け入れている観光業者やホテルは
お金を落としてくれるので色々な弊害がありながらも歓迎する姿勢を示しています。

上対馬最北端には自衛隊の基地がありますが
そこに展望所が建てられていますし、一時、韓国人による自衛隊施設周辺の土地買収が話題となりました。

対馬内には韓国人業者により買収されたホテルや民宿が多く出来るようになりました。

所謂、保守派の中では
受け入れている対馬の人々や行政が悪いといいますが、現地踏査すると韓国人観光客に頼らざるを得ない状況下にあるのです。
保守派がいう韓国人観光客に頼らずにというのであれば、日本人が修学旅行や社員旅行などでもっと訪れる必要があると切に思いました。