国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

【タイ北部の小さな町『クンユアム』にある『タイ日友好記念館』②館内展示品】

【タイ北部の小さな町『クンユアム』にある『タイ日友好記念館』②館内展示品】

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タイ北部の小さな町、ビルマとの国境地帯に近い­­場所にあるクンユアムを10年ぶりに再訪し、前回同様にタイ日友好記念館を訪問しました。

クンユアムはメーホーンソーンの南約65キロの場所にあります。かつて日本軍が­­駐留ししていた地です。

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インパール作戦による敗退、ビルマ戦線で敗れ多くの日本兵がビルマで亡くなりました。戦争末期か­­ら多くの日本兵が同盟国であったタイ国内にビルマから敗残兵として入­ってきました。

ビルマからタイにくる道中で飢えやコレラなどの病気で亡くなる日本兵が数多くいました。なんとかクンユアムをに生きて辿り着いた日本兵はクンユアムで現地人に治療、看病されました。

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慈悲深い精­­神をもった人々が多いタイ。

多くの日本兵がクンユアムの人々に世話になり、日本へ無事に帰国する事ができました。

それ­­ら日本兵は、水筒やヘルメットや毛布等を世話になった家庭に置いていきました。それらを大切に保管していた人々。

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1995年にクンユアムの警察署長として赴任したタイ人が、か­­つての日本兵とタイ人との交流に興味を持ち、私費を投じてそれらを集めて1996­年­に博物館をつくりました。

現在はクンユアム市に管理が委託される博物館です。

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建物内部には日本兵、日本軍の展示物や写真が数多く展示されています。

建物外の敷地内には慰霊碑が建立されており、前回同様、1人の日本人として焼香、合掌、慰霊をさせていただきました。

※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9で撮影

使用レンズはF2.8 24-70㎜のレンズ

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