【イスラエルのエルサレム旧市街『嘆きの壁』ユダヤ人の心の故郷】

イスラム教、キリスト教、ユダヤ教3つの宗教の聖地があるエルサレム。
世界遺産に登録のエルサレム旧市街。ユダヤ人にとっての心の故郷ともいえる聖地「嘆きの壁」。国内外の多くのユダヤ人が訪れる場所となっており、外国人観光客も多く訪れています。

旧市街内の岩のドームが建つ神殿の丘は、かつてユダヤ教の神殿が建っていた所です。バビロン捕囚より帰還したユダヤ人が建て、ユダヤ王国のヘロデ大王が改修した神殿。

紀元70年にローマ帝国のティトス将軍によって破壊され、
その時に部分的に残ったのが神殿を囲む西側の外壁で嘆きの壁と呼ばれる部分です。

神殿の崩壊後、各地に離散したユダヤ人。ユダヤ人は年に1度許可されている来訪のたび、帰郷の夢を抱きつつここで祈るようになりました。
壁の意思の隙間に人々の悲願を記した紙が詰まっていますが、夜になると石の間にたまった夜露が落ちてきて、それがユダヤ人の涙を映しているようであり、嘆きの壁と呼ばれるようになりました。

壁正面に向かって左側が男性専用、右側が女性専用となっています。
※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9で撮影
使用レンズはF2.8 24‐70㎜のレンズ
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