環境省は18日、強い毒を持つ外来種のアリ、「ヒアリ」が神戸市のポートアイランドのコンテナヤードで見つかったと発表した。約100匹がアスファルトのはがれた亀裂部分にいたという。5月26日に兵庫県尼崎市で、中国からの貨物船で運ばれたコンテナ内部で見つかったヒアリとの関連を調べている。
環境省によると、今回のヒアリは、中国からのコンテナが一時保管されていた場所の近くで見つかった。16日、環境省職員らが発見し、数匹を採取。18日にヒアリと確認した。殺虫剤をまいて緊急防除をしたという。
ヒアリは赤茶色で体長2・5~6ミリ。人が刺されるとやけどのような激痛が走る。毒針で何度も刺すほど攻撃性が高く、かゆみや動悸(どうき)などが引き起こされ、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるという。
これを受けて神戸市は対策本部を設置、周辺での生息調査を強化し、住民らに注意を呼びかける。
【ヒアリに二度さされた経験者が語る】
南米原産のヒアリ(英語名Fire Ant)が神戸港で見つかり話題となっています。(中国からのコンテナということで故意にやられた可能性も否定は出来ませんが=FBFのなかで中国共産党が工作!故意にやった!とコメントを入れる方がいそうですがW)
このヒアリに二度刺された事がある自分です。
場所はどこかというとオーストラリアのブリスベンとゴールドコーストです。
2002年にオーストラリア留学中にブリスベンのホームステイ先の公園の芝生で横になり昼寝していたところ、突然、煙草の火を押し付けられたような強い痛みに襲われました。
「いて!!!」と思わず叫んでしまったのですが、みるとこのアリが。
アリに刺されて(かまれて)、こんなに痛い思いするのは初めてで何だこれはと思い、聞いていくとFire Antでした。和名でヒアリ(火蟻)。
しばらく腫れて痛みが続ぎました。
その数か月後、ゴールドコーストの海岸のビーチ沿いの道路のわりと近いところで日光浴していたら、同じくヒアリにやられた自分です。
その時は近くに草むらがあったのですが、そこに巣があったようです。
それ以降、公園の草むらで横になり、昼寝はしないようにしましたし、海岸でも道路から近い草むらが近くにあるところでは横にならないようにしました。
半端ない痛さですが、中には亡くなる方もいるようです。
拡散力があるアリですが日本の行政機関は優秀ですので、かつて広まり、撲滅に成功したNZのように拡散せずに撲滅する事を願います。
ちなみにオーストラリアでは2002年に刺されたのですが、オーストラリアで最初に確認されたのは2001年。すごい繁殖力だと思いました。
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