(日本の侵略的外来種ワースト100、アカミミガメ全亜種は要注意外生物(外来生物法)および世界の侵略的外来種ワースト100)
上野公園の不忍池には数多くの外来種のミシシッピアカミミガメが生息しています。
4月~7月が産卵期で陸地にあがり、穴をほり、産卵しています。
原産地:米国南西部
大きさ:最大背甲長:雄20cm、雌28cm(2.5kg)で在来のニホンイシガメ(1kg前後)等より大型
食 性:雑食性(魚類、甲殻類、水生昆虫、水草等)
わが国への移入の経緯・状況
1950年代後半から幼体を「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入
1990年代半ばに輸入量は年間100万匹であったが、近年は10万匹前後と推定
生態系への影響
ペットとして飼育されていた個体が野外に放たれることなどにより、北海道から沖縄まで全都道府県に分布。
在来のカメ類と餌等を巡って競合し、定着地域では在来のカメ類や水生植物、魚類、両生類、甲殻類等に影響を及ぼしていると考えられる。
レンコン畑のレンコンの新芽食害等の農作物被害の報告がある。
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