国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

【GoToトラベルが6月終わりまで延期!何故?理由は?GoToの弊害と利点、感染、経済、観光業に関して】

【GoToトラベルが6月終わりまで延期!何故?理由は?GoToの弊害と利点、感染、経済、観光業に関して】

【GoToトラベルが6月半ばまで延期!何故?理由は?GoToの弊害と利点、感染、経済、観光業に関して】

政府は、観光支援策である「GoToトラベル」事業を来年6月末まで延長する方針を固めました。キャンペーン終了後に需要が極端に落ち込むのを防ぐため、新型コロナの感染状況と旅行の需要の回復を見ながら、段階的に割引率を引き下げる方針。

GoToトラベルを利用して9月から静岡県内、山梨県、北海道、東北と周遊を開始して早3か月経過、各地を感染、経済、観光、宿泊、飲食業、様々な視点から現地調査。その中で多くの真実が見えてきました。

まず多くの方の疑問もしくは批判に
感染が拡大している中、何故、首都圏や関西圏、愛知県、北海道などの感染拡大域の発着を停止せずに、更には、4か月も延長するのか。

それを一言でいうと
観光、旅行、宿泊、飲食業などは新型コロナによる自粛により大打撃を受けており、既に廃業している企業、個人事業主は多く出ており、今後も多く出ることを予測しているからです。

企業が倒産すれば、当然、失業者が出る。もしくはリストラによる失業、派遣やアルバイト、パートなどの非正規雇用者の雇止めによる生活困窮者増、経済苦からの自殺者が増加。経済が負の循環に陥るからです。1社1社、1人、1人に十分な補償を与えられる財源は今の日本にはありません。

よってメディアなどによる批判を受けようが、政府はGoTo停止するどころか、延長する最大の要因。経済をみています。

確かに感染者の兼ね合いからすれば、GoTo停止とは言わずとも、せめて前述した感染拡大域⇔感染少ない地方県との往来控えさせるために、発着を停止すべきではあるのですが。GoToキャンペーンは少なからず、感染増を出しているのも事実と小生は思います。

=何故、首都圏の感染拡大域の発着を停止しないのか?=

それは北関東(群馬や栃木)、静岡県(主に東部)、山梨県、長野県などへくる観光客は人口パイからみても首都圏が明らかに多く、首都圏からの観光客を停止すると地元の観光業がかなり厳しい状況下に置かれるからです。

色々な人々への聞き取り調査で、地元の観光、宿泊業者は観光客が来てくれなければ非常に厳しい状況。政府のGoToキャンペーンにより救われた事業者はかなりの数を占めており、それら殆どがGoToキャンペーンに感謝をしており、継続を望んています。

観光客とは全く関係のない仕事をしている地方の人間からすると、感染拡大域からの観光客に対して警戒心をもっているのも事実。感染の対策からすれば人々の往来、移動を極力控えさせるのが推奨されるのは事実ですが。

感染拡大による感染者激増、その上で致死率と重症化率は下がってきており、第一派の時に分かっていなかった事も多くわかってきており、経済優先を考えての延長(10月の自殺者は2000人超え、経済苦の自殺も多い)。ワクチン(予防接種)も来年半ばには!?

ちなみに、大まかに観光業といいますが、色々な事業者があてはまります。旅行会社、宿泊業(ホテル、旅館、民宿など)、観光客が多く利用する観光列車を運行ている私鉄、テーマパーク、動物園や水族館(私立)、お土産屋(販売店や製造業者など)、博物館などの屋内系、観光地で観光客が多く利用する飲食店やガソリンスタンド、レンタカー会社、駐車場など。数多くの事業者と従事者がいます。

=感染に関して=
GoToキャンペーンを利用して
3か月間、静岡県、山梨県、北海道、東北(宮城⇒岩手⇒青森⇒秋田⇒山形)と周っていますが、1人で車で周り、3密を避け、マスク着用、消毒、うがい、3密を極力避け、親密な交流人数を避ける、緑茶引用して免疫力をあげる、番組をご視聴いただいている方々に誘われてお会いする時は極力、個室でそして少人数を心がけました。

毎日のように検温はしており、体調管理も気を付けています。無理をする癖があり、ここ最近の睡眠時間は平均5時間~6時間ですが、たまには身体を休めねばと思っています。

その中で、どのように感染するのかを考えていましたが、様々な場所にいき、様々ななお店を利用、宿に宿泊すると感染対策を万全にしていれば、なかなか感染するものではないと思っています。

まず、感染が拡大している事例として一番多いのは接待を伴う夜の店(性風俗、キャバクラ、高級クラブ、スナックなど)。感染対策が万全でないお店が多く、3密状態の店も多い。カラオケのマイクは消毒せずに使いまわし状態。感染対策が万全でなければ、当然感染する可能性は高いです(新型コロナは感染力はインフル以上でその点では恐ろしいもの)

それらが家庭や職場などに持ち込む、もしくは他所に行き、感染を広げる結果に。
マスクをして話しをしなければ感染するのは極端に低いでしょう。

また、大人数での飲み会も感染を広げるものとなっていると実感しています。飲食する時はマスクを外して会食。5人、10人、20人と人数が多くなればなるほど、感染する率が高まり、1次会だけなく、2次会、3次会と飲み会が長引けば長引く程、感染する確率は上がる。 

前述したように感染対策を万全にし、交流人数を減らせば感染する可能性は極端に低くなります。
3か月、日本を周って感染していないのは、感染対策万全にしているのと親密な交流人数を極力少なめに(感染拡大域からの合流希望者もいたのですが、断りました)しているからです。

3密(密集、密閉、密接)、小池都知事が提唱した5小(小人数、小皿、小一時間、小まめ、小声)、マスク着用、手洗い、うがい、消毒、同居家族にも徹底させれば感染は広がらないのですが。どこに行くというよりも、何をするのか行動が重要だと。

9月~10月は修学旅行が全国各地でおこなわれ、気の緩みもあり、ハロウィンなどの行事も前年よりは少なかったとはいえ、感染万全でない状態でバカ騒ぎ。冬季の温度と湿度低下、積極検査で感染者数が激増していますが。 

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