【ラホールの名所『バードシャーヒー・モスク』】

ラホールで訪れるべき名所の1つが1673年に完成、ムガール帝国の第6代君主『アウラングゼーブ』の命令によって建設されたモスク『バードシャーヒー・モスク』です。

パキスタン国内で2番目、世界で5番目に大きなモスクで
屋内には1万人、約2万5千㎡の中庭では10万人の礼拝者を収容可能です。
3つのドームと8つのミナレット。砂岩や大理石を使い
非常に荘厳な雰囲気のモスクです。国内外から多くのイスラム教礼拝者、外国人観光客が訪れる場所です。

【ラホールの世界遺産『ラホール城』】

ラホールで必ず訪れていただきたいのが1981年にシャーラマール庭園と共に世界遺産に登録されたラホール城です。

城の起源ははっきり分かっていませんが、11世紀のカズナ朝時代の硬貨が発見されたことから、少なくとも、この頃からこの辺りに人が住んでいたと言われています。

その後、モンゴル帝国やティムール帝国、カーブルのシャイフ・アリーによる征服と破壊を受けました。
現在の城はムガル帝国時代に築かれたものが多く、1566年、アクバルの手によって再建されました。

アクバルの時代には赤い砂岩やレンガなどを使って建造され、この時代の建築物は「ダウラト・ハーナイェ・ハーソ・アーム(謁見の間)」などが残ります。
【ラホールの世界遺産『シャーラマール庭園』】
ラホール市内でラホール城と共に1981年に世界遺産に登録さ
れた『シャーラマール庭園』。

庭園は、1642年に第5代のシャー・ジャハーンによって造園されました。
レンが壁に囲まれた南北658m、東西258mと長方形の庭園。

3つのテラスで構成。園内は給水施設が造られ、運河と噴水が配置され、噴水は410設置されています。
世界遺産として国内外からの観光客は勿論、ラホール市民にとっての憩いの場にもなっています。

※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9で撮影
使用レンズはF2.8 24‐70㎜のレンズ
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