花蓮にある日本統治時代の痕跡】花蓮市内には日本統治時代の関連物がいくつかありますが、そのうちの一つがこの松園別館です。戦中昭和17年(1942年)に日本軍により軍事指揮センターと高級将校の休憩所とし造られました。
場所は花蓮の港と海を一望できる小高い丘にあります。神風特別攻撃隊の出征前に攻撃隊はここに集い、天皇陛下よりの御前酒がふるまわれました。
また、敗戦後、日本人将校がここで自決しました。その後、ここを訪れた人々が将校の亡霊をみたという目撃証言が相次ぎました。
しばらく放置されていたのですが、2002年に花蓮歴史建築物として登録され、2006年より一般公開されています。
今では、建物内部で芸術作品も展示されており、多くの台湾人が訪問する場所となっており、若者達のデートスポットにもなっています。
コメントを残す