国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

旧ソ連構成国-アゼルバイジャンとアルメニアの領土問題『ナゴルノカラバフ』アゼルバイジャンが主権回復宣言

旧ソ連構成国-アゼルバイジャンとアルメニアの領土問題『ナゴルノカラバフ』アゼルバイジャンが主権回復宣言

ヨーロッパの火薬庫と呼ばれたバルカン半島と同じく争いが絶えない旧ソ連構成国。小生は中央アジア以外の旧ソ連構成国(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、モルドバ、ドニエストル共和国、エストニア、ラトビア、リトアニア)を訪問。歯の治療が終わり次第、未踏の地である中央アジア諸国周遊を検討しています。

アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノカラバフ領土問題で揉めており、小生が旧ソ連構成国周遊時はナゴルノカラバフはアルメニアが実行支配していた地。アルメニアとアゼルバイジャンは犬猿の仲。この領土問題にロシアとトルコが入り込んで、アルメニアの後ろにはロシア、アゼルバイジャンの後ろにはトルコが。

ロシアのウクライナ侵攻、ウクライナ戦争でロシアがアルメニアを助ける余裕がない事とアゼルバイジャンの後ろ盾にいるトルコを敵にしたくないのもあり、ナゴルノカラバフ問題(紛争)で積極的に介入しなかった結果、トルコを後ろ盾したアゼルバイジャンがナゴルノカラバフを取り戻すことに。

アゼルバイジャンは200名以上の死者を出したナゴルノカラバフ作戦でナゴルノカラバフの主権回復をしたと勝利宣言。アルメニア人としては納得がいかないものではあるが。アルメニアはオスマン帝国時代にトルコに支配された歴史もあり、トルコとも犬猿の仲。トルコは同じイスラムの国であり、アルメニアと敵対するアゼルバイジャンを支援。ロシアからの支援をうけれなくなったアルメニアはアメリカの協力を得ようとしている。

アルメニア人はユダヤ人と同じく世界各地に居住。アメリカにもアルメニア系移民は多く住んでいる。写真は小生がアゼルバイジャンの首都バクーを訪れた際に愛用していたニコンの一眼レフカメラで撮影した写真。アゼルバイジャン軍100周年記念軍事パレード。アゼルバイジャン軍と友軍として招待されたトルコ軍の合同パレード。

旧ソ連構成国は未踏の中央アジア諸国、既に訪問しているウクライナやジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、モルドバなどと共に今年~来年にかけて訪問予定。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です