コソボ紛争の地・コソボ・プリズレン市・KFOR参加のドイツ軍兵士との交流!
ドイツ兵との交流!先月、コソボ紛争の地であるコソボを訪問し、首都のプリズレンとコソボ南西部の最大都市であるプリズレン、北西部のペヤの三都市を訪問しました。
コソボにおいては、NATOによるセルビア空爆後、NATO指揮下のもと、コソボにおいて治安維持活動を展開している国際部隊です。
参加国は36か国、兵力は約16000人。
コソボ問題に対するG8合意及び、 ユーゴスラビアのミロシェヴィッチ大統領(当時)が受諾した和平案に基づき国連安保理決議1244が可決されると、NATO及び関係国は治安維持部隊としてKFORを編成した。同決議に基づくKFORの目的は、
1.停戦の維持、ユーゴ軍及びセルビア治安部隊のコソボからの撤退の確保
2.アルバニア系住民の武装組織コソボ解放軍(Ushtria Çlirimtare e Kosovës; UÇK)の武装解除
3.治安秩序の維持
KFORは以下のように区域を分割し、それぞれにいくつかの国を担当として割り振る。また、各担当区域にはリーダー国が決まっている。
中央部
リーダー国はチェコで、フィンランド、アイルランド、ラトビア、スロバキア、スウェーデンが担当。担当区域の主な都市はプリシュティナ。
北部
リーダー国はフランスで、ベルギー、デンマーク、ギリシャ、ラトビア、ルクセンブルク、モンゴル、モロッコが担当。主な都市はミトロヴィツァ。
東部
リーダー国はアメリカで、アルメニア、ギリシャ、リトアニア、ポーランド、ルーマニア、ウクライナが担当。主な都市はウロシェヴァツ(フェリザイ)。
南西部
リーダー国はイタリアで、アルゼンチン、オーストリア、アゼルバイジャン、ブルガリア、グルジア、ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、スロベニア、スペイン、スイス、トルコが担当。主な都市はプリズレン。
またこれら担当区域別の治安維持部隊とは別に、以下のような特別任務部隊もある
MSU
憲兵による準軍事の警察部隊。重武装の犯罪者検挙やテロ対策を担い、KFOR本体の任務を助ける。イタリアのカラビニエリ、フランス国家憲兵隊、エストニア陸軍が担当。KTM
KFOR司令部下で軽武装の緊急行動部隊で、中央部区域の任務も部分的に担っている。
KFOR(コソボ治安維持軍)参加のドイツ兵と交流。
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