格安旅行会社「てるみくらぶ」が経営破綻し、旅行者がキャンセルを余儀なくされた問題で、被害者の会が結成された。
東京都内で結成された被害者の会には、旅行代金を支払ったまま、キャンセルを余儀なくされた人ら15人が集まり、相談役の弁護士と今後の対応を協議した。
参加者の1人は、ハワイでの結婚式のため、150万円支払ったものの、キャンセルになり、代金が返還されていないという。
結婚式のため150万円払った男性は、「散々お金集めても、倒産したら泣き寝入りなのかというのが、すごく悔しい。できることがあればという気持ちで(今回)参加した」と話した。
被害は9万人、99億円にのぼるとみられ、被害者の会は今後、債権回収に向け、法的措置も検討していくという。
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