
タイ北部の山合いの小さな町にあるパーイ。タイは先の大戦下、日本と同じ枢軸国側の同盟国でした。
日本軍はタイ政府から土地の租借、軍隊を駐留を認められていました。大東亜戦争開戦前にビルマ攻略を容易にするため、日本軍はビルマとの国境付近の川に多くの橋を敷設。

そのうちの1つがこのパーイ川にかかる橋です。
戦争末期に連合国がタイ側に進軍してくることを想定して
日本軍はこの橋を破壊しました。
橋は現地人にとっても貴重なものでしたが、
橋がなくなり川を小船で渡らなければならなくなりました。

多くの現地人が橋の再建を望み
戦後、他から橋を移築する形で再建されました。
1970年代に大きな洪水に見舞われて橋が崩壊。
その後、再び再建され現在に至ります。
※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9で撮影
使用レンズはF2.8 24-70㎜のレンズ
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