イスラム教の信仰心が高まるラマダン(断食月)に入り、26日には中東、北アフリカなどでイスラム過激派の犯行とみられるテロが相次いだ。
4事件の犠牲者は100人超に上る可能性もある。
チュニジア北部の観光地スースのホテル銃撃事件では、海外の観光客ら38人が死亡。クウェートでイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)が襲撃された事件では27人が死亡した。ソマリア南部レゴでは、アフリカ連合(AU)の平和維持部隊の基地が襲撃され、死者は50人近くに上るという。
ロイター通信によると、チュニジア、クウェートのテロでは、イスラム過激派組織「イスラム国」がネット上に犯行声明を出した。ソマリアでは、イスラム過激派組織「アル・シャバブ」が犯行を認めている。
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