国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

安田純平氏シリアで拘束!救出訴える写真&動画!思うこと!

安田純平氏シリアで拘束!救出訴える写真&動画!思うこと!

シリアでイスラム過激派でアルカイーダ系のヌスラ戦線に拘束されている安田純平氏。今から12年前にも同じようにイラクで拘束された経験がある人物です。
ヌスラ戦線は他のイスラム主義組織やジハード主義組織、時には自由シリア軍系の組織と協力してシリア政府軍と戦っています。

ヌスラ戦線は主にシリアのスンニ派イスラム教徒で構成されています。アサド政権の転覆を目的とし、シャリーアに基づくパン=イスラーム主義(英語版)国家の成立、イスラム帝国の復権を目指しています。ヌスラ戦線の指導者ジャウラーニーは「我々は政府とその手先達、すなわちヒズボラやその他の組織を屈服させるためにここにいる」と語っています。
実はこのヌスラ戦線にはカタールが支援をしております。いくつかの外国の情報網や知り合いのカタール航空関係者からの情報です。

安田純平氏はシリア人ブローカーと共にトルコ南部からシリア北西部のイドリブ県に密入国。シリアに入国するルートとしてはトルコ南部からブローカーを通していくのが主流。
12年前のイラク日本人人質事件において、3名が誘拐され、自衛隊の撤退などを求められた後、イラク・イスラム聖職者協会の仲介などにより解放された事件と同年10月に1名が誘拐され、後に殺害された事件が活発に報道されました。

イラク現地の武装勢力が、イラクに入国した外国籍のボランティア、NGO職員、民間企業社員、占領軍関係者などを誘拐する事件が頻発した。誘拐の要求の多くは、誘拐した外国人を人質に、彼らが本籍を置く政府に対して、自国の軍隊(日本では自衛隊)をイラクから引き上げることを要求するものでりました。

また2004年10月にバックパッカーとしてニュージーランドからイスラエルを通じイラクに入国した日本人の青年が行方不明となり、10月24日、彼を拉致した犯行グループ「イラクの聖戦アルカーイダ組織」の声明がインターネットに公開された。小泉首相は「テロに屈することはできない。自衛隊は撤退しない」と表明。

この安田氏、前歴があるのだから覚悟をもって今回も乗り込んだと思いますが。もちろん死を覚悟して乗り込んだんとは思いますが。

今年10月~中東やアフリカを訪問し数か月調査をしますが現地よりも発信できることは発信していきます。