国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

国際ジャーナリスト

【第2弾】日産のカルロス・ゴーン前会長がレバノンに海外逃亡!偽造パスポート使用?レバノンとの犯罪者移送条約は?ブラジル、フランス、レバノンの3重国籍者?東京地検や弁護人は?

【第2弾】日産のカルロス・ゴーン前会長がレバノンに海外逃亡!偽造パスポート使用?レバノンとの犯罪者移送条約は?ブラジル、フランス、レバノンの3重国籍者?東京地検や弁護人は?

金融商品取引法違反等で逮捕された日産前会長のカルロス・ゴーン(レバノン人の両親の間にブラジルで生まれる)被告が12月30日に海外逃亡。

この件に関して、海外長期留学や駐在経験(航空券も手配)有り、93か国の渡航歴、英語を習得して海外120か国以上数十万人の外国人と接してきた国際情勢や国際事情に精通した海外のプロが動画で語らせていただきます。

・カルロスゴーンは3重国籍者
カルロスゴーンはレバノン人の良心のもとブラジルで生まれ、フランスの学校を卒業してからミシュランに入社。
3重国籍者で旅券(パスポート)は3つ持っている。
⇒犯罪に悪用出来る

・操作のプロである東京地検特捜部は逃亡の恐れがあるとしてゴーンの保釈をしないように訴えていたが、弁護人が保釈請求、東京地裁が14億円の保釈金で保釈を認める

14億は隠し財産もあるゴーン被告にとりはした金。逃亡した場合は保釈金が戻らないが、14億円は普通のサラリーマンにとってはとても払いきれない額だが、ゴーン被告にとっては
はした金にすぎない。

弁護人が保釈請求をし
東京地裁が保釈を認め、弁護人がゴーン被告を管理。この2者に責任がある。
特捜部は捜査のプロなので逃亡される可能性が高いと睨んでいたが的中。東京地裁の裁判官は非常に甘い。責任が免れない。

・どのように逃亡したのか?出国の空港は?パスポートは?

3冊あるパスポートは弁護人が管理しているという事だが、パスポートをゴーン被告に渡したというのであれば犯罪行為。
法律の専門家である弁護人がそのような事をする可能性は低く、お金を積み偽造パスポートを取得してチャーター機で出国か!?
⇒民間の警備会社がお金で請け負っていたようですが逃亡を助けた罪で逮捕される案件である

本人のパスポート使用であれば空港に通達がいっているはずなので、偽造パスポート使用が濃厚。これは旅券法違反である。
⇒フランスのパスポートを2つ持っているとのこと。偽造パスポートもしくは他者のパスポート使用。何れにしろ旅券法違反である。

出国審査時に審査官が見抜けなかった。カツラやメガネ等で変装したものと思われる。

・犯罪者移送条約は?

犯罪者移送条約を結んでいる国同士であれば犯罪者引き渡しで、移送してもらえるが、日本とレバノンは犯罪者移送条約を結んでいない。よって、日本もしくは日本と犯罪者移送条約を結んで国にゴーン被告が訪れない限り、日本への移送は非常に難しい。

日本の法務省が国際警察機構に訴える手続きをしており、国際警察の捜査が及ぶ可能性が高い。

(日本人は甘すぎる)
日本で生まれ育ち、あまり海外に出た事ない日本人は人を疑う心が薄いのが実情。日本人の中に備わっている正直な心、性善説によって物事を考える人々が多い。東京地裁の保釈決定は重大な間違えである。そもそも隠し財産も含めれば14億円はゴーン被告にとってはした金。地裁は責任重大。

日本政府はレバノンとの間に犯罪者移送条約が結ばれていないものの、ゴーン被告引き渡しをレバノン政府と交渉していくべきです。ゴーン被告はお金を裏からまわし賄賂で政府の役人を動かしていくでしょうが。
#日産
#カルロスゴーン
#カルロスゴーン海外逃亡

スラム命懸け潜入【南米】ブラジル・リオデジャネイロのファベーラ(スラム街)潜入! favela

ブラジル・リオデジャネイロ最大のスラム(ファベーラ)ホシーニャに潜入撮影!ソニーのアクションカメラFDR-X3000も使用して撮影しました。

ブラジルは日本とは比ではない程、貧富の差が広がっています。ブラジル国内ではスラム、貧民街をファベーラと呼び
ブラジル各地にあります。
リオデジャネイロやサンパウロなどの大都市には特にファベーラが形成されており、市内各地にファベーラを形成しています。

ファベーラ内では失業者やギャングなどによる犯罪、抗争、麻薬なども横行しており、外国人観光客も多く銃撃や刺されるなどの被害に遭っており、単独での潜入は控えるべきです。(撮影には特に注意)

動画のファベーラの先にはイパネマの海岸がありますが、そこには高級ホテルや富裕層が住む高級高層マンションが建ち並んでいます。

こういった貧困地域は世界各地にみられるもので、日本でもかつては顕著に分かったものです。
貧困と犯罪は密接な関係にあり、一種の社会問題として考えるべき点です。

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テレビ朝日のワイドスクランブルに意見協力(2019年3月20日)カンボジアにおける日本人強盗殺人事件に関して

日時:平成31年(2019年)3月20日
番組名:テレビ朝日・ワイドスクランブル
お題:カンボジアにおける日本人2名における強盗殺人事件
   東南アジアに蔓延る不良日本人と犯罪に関して

半年間に及ぶ中南米周遊(10か国)+ロシア(ウラジオストク)計11か国渡航調査からの帰国


I’ll finish the travel in Latin America finally and going back to Japan.
I stayed in Latin America for 6months and visited total 10 countries below

1.Mexico
2.Peru
3.Bolivia
4.Chile
5.Argentina
6.Uruguay
7.Paraguay
8.Brazil
9.Colombia
10.Panama

I have been to total 91 countries in the world and will go more 60 to 80 countries,keep traveling until the end of next year.

I will go to Central Asia,Middle east,Africa,the Pacific ocean and coming back to Central America and South America next year and will go to the rest of the countries.

I’m glad to meet the all people who I met in Latin America and
thanks for all. If u come to Japan,please let me know. I’ll take u to the good places in Japan.

I’ll re-visit Latin America again next year and will visit at least 20 countries.
あっという間の半年間でした。ここ最近、時の流れの早さを実感していますが。人生はあっというまなんだと実感しています。

2月終わりに成田からメキシコのメキシコシティーに入って以降、半年で10か国訪問。

当初は半年で20か国周遊する予定だったのですが、初めて行く国で治安が良好でない点(到着後に治安調査した後に撮影開始するなど時間を要した)、見所が多く各地に点在、物価が安い、人々が温かく接しやすいなどの理由で10か国しか訪問出来ませんでした。

今回の訪問国&都市は下記
1.ペルー(リマ、イカ、ナスカ、マチュピチュ、クスコ、プーノ)

2.ボリビア(コパカバーナ、ラパス、デスロード、ウユニ、チリとの国境地帯)

3.チリ(アタカマ、カラマ、サンティアゴ、イースター島、バルパライソ、ビーニャデルマル)

4.アルゼンチン(メンドーサ、ブエノスアイレス、プエルトイグアス)

5.ウルグアイ(モンテビデオ、コロニア)

6.パラグアイ(イグアス日本人居住区、シウダーデルエステ、アスシオン)

7.ブラジル(フォスドイグアス、サンパウロ、クリチバ、リオデジャネイロ、ブラジリア)

8.コロンビア(ボゴタ、シパキラ、メデジン、グアタペ、カルタヘナ)

9.パナマ(パナマシティー、コロン)

10.メキシコ(メキシコシティー、カンクン)

当初の計画は半年で20か国でしたが、南米の見所が多く撮影には時間をかけてるのと、見所は多く訪問した点、物価安、治安良好でない初訪問国家周遊などの理由により時間がかかりました。
当初の計画の半分の10か国しか訪問出来ませんでした。

来年、中南米再訪しますが半年で今回訪れることの出来なかった残りの20か国程を訪問します。中米やカリブ海諸国は小国が多いのと、中南米はなれたので次回は予定通りいけると思います。

メキシコシティー経由で半年ぶりの日本に帰国。
帰国翌日に生涯渡航歴92か国目となるロシア(ウラジオストク)を訪問し帰国

【海外治安】外務省安全情報レベル4(退避勧告)でいける地域はあるか?昔は治安が悪かった国

【海外治安】外務省安全情報レベル4(退避勧告)でいける地域はあるか?昔は治安が悪かった国、又は良かった国、現状避けたほうが良い国は?

番組をご視聴いただいている方から下記質問をいただきまいたので、回答させていただきます。

(質問)
レベル4の国々でも行く事が可能なのか?
の件ですが、何かのついででよいですので、お時間がお暇な時に宜しくお願い致します

それに加えて頂けるのなら、昔は治安が悪かった国、又は良かった国
また現在韓国や香港等、避けた方が良い国

「世界一住みやすい都市」ウィーンが2年連続首位、大阪は4位、東京は7位に!理由を解説

【下記はロイター記事】
エコノミスト誌の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめた2019年の「世界で最も住みやすい都市」ランキングで、オーストリアの首都ウィーンが昨年に続きトップを維持した。

ウィーンは昨年、それまで7年連続でトップだったメルボルン(オーストラリア)を抑えて首位となった。ウィーンはクラシック音楽や豊かな歴史で観光客を魅了する一方、緑も多く公共サービスも充実している。

メルボルンは今年も2位。3位は同じくオーストラリアのシドニーで、昨年の5位から順位を上げた。EIUはシドニーについて「文化と環境の面でスコアが改善した」と説明。気候変動の影響を軽減する取り組みが強化されているという。

4位には大阪(日本)がランクイン。次にカルガリー、バンクーバー、トロントとカナダの3都市が続いた。東京はトロントと同じ7位。9位と10位はそれぞれコペンハーゲン(デンマーク)とアデレード(オーストラリア)だった。

EIUは世界の140都市を対象に、5つの項目を基に「住みやすさ」を数値化。それぞれの項目が全体に占める割合は異なり、「安定性」と「文化・環境」は最も重要で各25%、「医療」と「インフラ」は各20%、「教育」は10%となっている。

フランスのパリは昨年の19位から今年は25位にランクダウン。マクロン政権に抗議する「黄色いベスト運動」のデモを背景に「安定性」のスコアが下がった。

一方、最下位となったのは引き続きシリアのダマスカス。その上は、ナイジェリアのラゴス、バングラデシュのダッカとなった。

タイのバンコク・日本人男女3人監禁の韓国人容疑者死亡!全容解説!美人局別件被害者も多数

タイのバンコク・日本人男女3人監禁の韓国人容疑者死亡!全容解説!美人局別件被害者も多数

事件全容~被疑者死亡
美人局による被害者も多数。
現地取材、容疑者のマンションも訪問してきた
著者が語る事件の全容

タイのバンコクで邦人3人を監禁し、暴行&1000万円以上強奪した韓国人の男!現地警察署で死亡

タイのバンコクで邦人3人を監禁し、暴行&1000万円以上強奪した韓国人容疑者が死亡したとのことです。
日本大使館への確認でも明らかになっており、情報筋からの情報だと暴れて、それを抑えるために警察官が複数抑えこみ、死亡した説もありますが、直接の死亡原因は現在調査中です。

タイのバンコクで邦人3人を監禁し、暴行&1000万円以上強奪した韓国人の男!実は美人局による被害者も多数!別の余罪が

タイのバンコクで邦人3人を監禁し、暴行&1000万円以上強奪した韓国人の男!実は美人局による被害者も多数!別の余罪が

日本人の男女3人を監禁し、暴行、1000万円以上脅し取った韓国人のタイの警察に先月31日に逮捕された。逮捕されたのは韓国人の黄健一(ハン・ゴニル)容疑者(27)で逮捕容疑は不法滞在の容疑。

現地警察やメディア、日本大使館などからの情報によると、昨年6月からタイに滞在していた黄容疑者は、出会い系サイトで知り合った山口県出身の女性(24)と9月に出会った。お金がなくなった女性は、バンコク市内のBTSトンロー駅近くの容疑者が住んでいたマンションにて共同生活をすることに。それから容疑者の暴力が始まり、暴力で支配される恐怖の監禁生活が始まった。翌10月には、女性の弟(21)を「儲け話しがあると」誘いだし、女性とともに監禁。

※下記写真は初めの監禁場所となったバンコク市内BTSトンロー駅近くのマンションの部屋
著者撮影

監禁といっても、拘束状態ではなく、外出も可能だった。多くの人々が疑問に思うのは、何故、その時に、逃げる事ができなかったのか?助けをもとめる事をしなかったかである。
これは、容疑者の男から「逃げれば知り合いのマフィアがお前を殺す」「タイ警察は俺の指示でお前を出国停止にできる」などという脅されて、それを真にうけていたのであろう。

黄容疑者は、女性の弟の知人に連絡をとって、「殺して臓器を売るぞ」脅す事もあったようである。さらには、今年1月に弟の友人(21)をバンコクに呼び寄せ、携帯電話を奪い、友人の家族や親戚に脅しをかけて、お金を送金させた。

この件とは別に容疑者は犯罪を犯していた!美人局による被害者多数!

著者が、タイのバンコクを再訪したのは昨年12月中旬。かつて、仕事で某旅行会社の駐在員として駐在経験のある身だが、タイの情勢は熟知している。11か月ぶりに会うバンコクに駐在している友人と食事をするとある相談を受けた。相談の内容は、美人局の被害に遭い、現地通貨で10万バーツ(日本円で34万円程)とられたとのこと。

【事件詳細】
昨年9月にバンコク在住日本人向けのインターネット掲示板に「1時間200バーツで売る」という掲示板をみた著者の友人は、独身の寂しさもあり、これに連絡をする事に。その数日後に、女性(今回の被害に遭ったと思われる女性)と接触。バンコク市内BTSトンロー駅近くにあるマンションの部屋でマッサージを受ける。 その現場こそが、黄容疑者が住んでいる部屋であった。

そして、マッサージが終わった後に、黄容疑者が出てきて、「人の家で何しているんだ?俺は移民局やタイの警察に知り合いがいるから逃げられないぞ」と話し、金銭を要求され、 10万バーツを払うことで話しがつき、翌日、再び現場を訪れ現金10万バーツを黄容疑者に手渡した。いわゆる美人局である。この時の女性が今回の被害者だとすれば、黄容疑者に脅されてのことであろう。

この件をきいた著者は、12月21日夜、被害額を取り戻すために、被害者となった友人と一緒に現場となったBTSトンロー駅近くのマンションの部屋を訪問するも不在。その時に、既にバンコク市内BTSナナ駅近くスクンビット大通りソイ13のマンションに移っていたようだ。この件の被害者も多数いる。

タイで多くの日本人が犯罪被害!日本人が日本人を騙す事例も

タイには在留邦人が7万3000人程おり、国別在留邦人数は世界第4位である。タイはさらに日本人観光客に人気の国。毎年数多くの日本人が観光で訪れている。
タイの人口は日本の半分程の6700万人程。世界的にみて治安の悪い国ではなく、他国と比べても良好な部類に入るが、日本と比べて治安が悪いのは事実である。2017年の統計数値をみると殺人認知件数が3900件(日本派は920件)、銃器犯罪と薬物犯罪の検挙人数はそれぞれ、24309人(日本147人)、271535人(日本13524人)と世界でも最も治安が良いとされる日本と比べたら、数値からも治安が悪いのは分かるであろう。

2月に入り、女装したタイ人男が詐欺の疑いで逮捕されている。容疑は、バンコクの繁華街で女性旅行者を装い、「財布とパスポートを盗まれた。お金を貸してほしい」などとうそを言い、ATMから現金を引きださせていた。
過去にも同様の犯罪で5回の逮捕歴があり、被害にあった日本人男性は約100人、被害総額は3000万円以上にのぼるといわれている。

他にもタイでは、日本で犯罪を犯した犯罪者の海外逃亡先として、フィリピンと同じく定番になっている。逃亡ルートがあり、現地組織とつながっているからである。
そして、日本人が日本人を騙す事例も多く発生しており、注意が必要である。ビザの代行業者による詐欺はその1つだが、ビザを手配するといいながら、お金をもらったが、理由をつけてビザがとれなかったと説明し、預けたお金も反ってこないなどの被害も多い。また、投資話しを持ちかけ、お金を預けた後に逃亡することも頻発している。

日本人が殺害される事例も少なからず起こっており、2007年にスコタイを旅行していた日本人女性がスコタイの遺跡西側で何者かに殺害され、未だに犯人検挙にいたっていない未解決事件もある。

著者は81か国の渡航歴があり、海外長期4か国に居住経験があるが
日本は治安が悪化しているとはいっても、世界的にみたら非常に治安が良いというのは他の外国人も認めるところである。そんな治安の良い日本で生まれ育つと、海外に出て、簡単に人を信用してしまったり、騙されたりもする。

海外に出る前に、必ず現地の治安情報は調べておくのは必須であるし、出会い系を使っての出会いは国内外問わず危険であることを認識し、人を簡単に信用しない事も必要であると思う。