国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

国際バス

国際バス利用【タイ&マレーシア国境地帯】タイ・ハジャイ⇒マレーシア・クアラルンプール行きの国際越境バス!

国際バス利用【タイ&マレーシア国境地帯】タイ・ハジャイ⇒マレーシア・クアラルンプール行きの国際越境バス!Bus from Hatyai in Thailand to KL in Malaysia

2018年12月末
6年11か月ぶりにマレーシアのクアラルンプールに。
タイのハジャイから国際バスを利用して8時間程で到着。途中、両国の国境地帯で出入国審査を受け、マレーシアの高速道路ののPA
で昼食もとりました。

タイ

マレーシア

国際バス

ハジャイ

クアラルンプール

東南アジア

【未承認国家潜入】親露派が牛耳るドニエストル共和国の首都のティラスポリ!

親露派が牛耳る沿ドニエストル共和国に(モルドバ政府の統治が及ばず、事実上独立状態にあるが、国際社会で国家承認されていない未承認国家)
単独での渡航は緊張します。ここまでいくには幾つかの方法があるのですが、そのうちの1つがバス。
モルドバの首都のキシニョウから1時間に1本以上でており、時間は2時間前後(距離でいうと60キロほど)
費用は37レウ(240円程)。

日本人はおろか、アジア人は自分だけ。
ドニエストル共和国側に入る際のモルドバ側の出国審査は無し(モルドバはドニエストル共和国の独立を認めていない)、ドニエストル共和国に入る前に、審査があります。
バスから降りて、事務所に行き、パスポートを提出。
以前は、用紙に記入する必要があったのですが、今は記入の必要はなくなり、口頭での質問に答える感じです。
向こうはあまり英語が話せず、ロシア語で話しかけてきますが、なんとなく言っている意味が分かったので、片言の英語(時折、ロシア語を混ぜ)て会話。
日帰りと伝えたのですが、3日間の滞在許可をもらいました。
スタンプはパスポートに押されず、写真右の証明書を渡されます。

日本のパスポートは世界で最も強い効力のあるパスポートといっても過言ではありません。。旧ソ構成国内では、アメリカに対しての感情が悪い国が多く(反露派の国々も)、アメリカのパスポートを出すと、嫌悪感を示す審査官が多いのが実情(これは、中東諸国においても同じ)。

※日本と国交のあるモルドバ共和国の統治が及ばない
未承認国家である沿ドニエストル共和国ですが、覚悟がない人々は、訪れるべきではありません。
それは、国家未承認で日本との外交関係は無しなので、日本大使館、外務省の効力が及ばない事がありえるからです。(正確にのべれば、親露派の国でロシアが援助している国なので、ロシアに助力を願えばですが)自己責任の上での渡航です。

見所が固まっているので周りやすかったです。
ドニエストル川、複数のロシア正教教会、旧ソの匂いを感じさせる数多くあるブロンズ像
トランスニストリア戦争時に使用された戦車。旧ソを称え、戦争時の様子が良くわかる歴史博物館訪問などなど。

海外周遊(世界一周)旅行!ヨーロッパ(欧州)編!安全に周る秘訣?お薦めルートは?

海外周遊(世界一周)旅行!ヨーロッパ(欧州)編!安全に周る秘訣?お薦めルートは?
西欧、東欧、北欧、南欧の各国を周遊する方法。
治安やお薦めの国や場所などに関して言及

海外渡航!海外の「立ちんぼ」は危ないのか?眠剤?美人局?

番組をご視聴いただいている方から
下記質問をいただきましたので
回答させていただきます

【質問】
今回の旅で危険な目に合ってはいませんが、不審な出来事があったのでご質問させてください。文章が長くなりますが何卒よろしくお願いします。

結論から言うと売春婦に誘惑、同伴したら盗難に合ったのかと思います。

香港の夜の繁華街、ランカイフォンにて同行してた友人とコンビニの外で飲んでいました。
するとそこにフィリピン系の女性が1人現れました。
自分達の日本語が聞こえたためか日本語で「こんにちは」と言ってきました。
しばらく彼女と我々は雑談していました。
自分は「どこから来た?1人なのか?」と聞くと彼女は香港出身で友達を待ってると言いました。
当初自分はフィリピン系の香港人なのかと思いました。
友人がコンビニへ買い物に行き自分は彼女と話しながら待っているといきなり「二人で遊びましょう」「どこに泊まってるの?一緒に寝ましょう」と誘惑しました。
自分は「友達がいるし、あなたも友達が来るのだからそれはダメだ」と言ったら
突然「友人が向こうにいるかも、バイバイ」と言って去りました。
その後僕らがbarをハシゴしていると彼女が1人で歩いており、友達と一緒にいる気配はありませんでした。

ただの売春婦ならともかく、
この様に誘惑し、寝込みを狙って金品や貴重品を盗難、飲み物に睡眠薬を混ぜたり、ボディタッチの最中に仲間がスリや強奪するなど色々なケースが考えられます。

明さんはこのケースをどう考察されますか?またこのような事態に遭遇したことはありますか?

【北米周遊に重宝】グレイハウンド夜行バス!カナダ・バンクーバー→カルガリーへ!

北米周遊の際に役立つグレイハウンドのバス。
短距離路線~長距離路線、夜行バスまであり、北米のいたるところを網羅しています。

グレイハウンドはアメリカ最大のバス会社でアメリカとカナダ(メキシコの一部路線も)のほとんどの都市をくまなく結んでいます。

グレイハウンド社は1913年にミネソタ州ヒビングにて設立され100年以上の歴史を誇る会社で、今はテキサス州のダラスに本社を置いています。

社名、およびロゴマークはドッグレースにおいて最も速い犬種であるグレイハウンドに由来します。

バスチケットは事前にグレイハウンドのホームページからオンライン予約
20パーセント程安くなりました。
印刷機がなかったので、バスターミナルのカウンターでパスポートと使用クレジットカードを使用してバスチケットを受け取りました。

バスのチェックインは原則、出発の1時間前。
チェックインを済ませた後に、バスターミナル内の売店で水や菓子を購入。

貴重品管理の方法として
預け荷物には貴重品をいれず車内手荷物に貴重品をいれ、バックには南京錠をかけることをお薦めします。

途中、経由地が多くあり、休憩も出来ますが、車内に貴重品を置かずに
車外に貴重品をもっていったほうが無難です。

今までアジア、欧州で寝台夜行電車は数多くの乗りましたし、夜行バスも日本、タイ、欧州内で多く経験してきました。
シートピッチがあるものだと後ろに倒せるので楽ですが、シートピッチがないものだとあまり快適ではないと思いますが、皆さんも海外で夜行バスを利用してみるとよいでしょう。

平成29年(2017年)6月10日!東京阿佐ヶ谷の講演会(後半)プロボディーガード栗林寿行氏!

【詳細】
プロボディーガード栗林寿行氏によるPodcastプロ・ボディーガード!護!護!Go!公開収録

大川原 明の海外サバイバル術2

日時:平成29年(2017年)6月10日(土曜日)19時~
場所:東京都杉並区阿佐ヶ谷地域区民センター
JR中央線阿佐ヶ谷駅近く

お題:激動の時代を迎える世界
海外の治安と危険回避方法
国際事情に関して

【陸路越境】コソボ・プリズレン市→アルバニア・ドゥラス(デゥラス)行き国際バス!

セルビアから2008­年に独立したコソボに入国し、首都のプリシュティーナ、南西部中心都市であるプリズレ­ン、北西部中心都市のペヤの三都市を訪問。

コソボから欧州の秘境、欧州の北朝鮮と呼ばれていたアルバニアを訪問。
コソボのプリズレンにある旅行会社にて、バス予約をし、国際バスで陸路越境。

コソボのプリズレンからバスを使い5時間ほどで、アルバニア第2の都市でアルバニア最大の港湾都市&ビーチリゾートあるドゥラス(デュラス)へ。

アルバニアといえば1990年代にねずみ講蔓延(配当金をもとにアルバニア・マフィアが暗躍し、ボツニアヘルツェゴビナ紛争への武器購入、輸出等がおこなわれておりました。)し、その後1997年に経済破綻した国です。
国民の3分の1が全財産を失うという惨事にいたしました。
これによって政権が転覆し、無秩序状態となるという暴動が発生しました(アルバニア暴動)。

また、コソボ紛争時には同じアルバニア系のコソボを支援するために多くの人々がコソボへ赴きましたし、コソボから多くの難民が流入してきました。

ちなみに、コソボはアルバニア人主体の国です。
よって、アルバニアとコソボ両国間の仲はよく、越境する際の審査はゆるいものでした。
しかし、現在でも、コソボ紛争、アルバニア暴動時に使用された武器が国内で出回っており、時折、長期移動バスが、武装集団に襲われるという被害が出ております。

マケドニア、コソボ、モンテネグロ国境地帯には、ディナラ・アルプス山系の2000m級の山々が列を成しており、一番高い山はディバル地区にあるコラビ山で、2,753メートルに達します。

動画は、コソボとアルバニア国境地帯付近ですが、険しい山々が多いです。それとともに、コソボ紛争時に設置されたトーチカが今でも残っています。

実録【世界中で尊敬される日本】セルビア・ベオグラード・日本政府から寄付された新車バス93台!

セルビアのベオグラード市内で日の丸発見!日本から寄付されたバス。
1999年のNATOによる空爆、経済制裁により、セルビアは経済疲弊しました。
そこに救いの手を出したのが日本なのです。バスは93台程寄付、病院施設、橋や道路なども日本の援助で建設。

セルビアがその後、洪水に見舞われた時も、日本は援助いたしました。それだからか、バスの運転手、横にいたセルビア人青年、道を尋ねて、英語は通じずとも親切に対応してくれると思いました。対日感情は良い国です。