マレーシアで、日本人を乗せた観光バスがトレーラーと衝突し、日本人11人がけがをして病院に搬送されました。
その後、このうちの1人が死亡しました。
現地の日本大使館によりますと、きのう午後、マレーシア西部ペラ州で、日本人11人を乗せた観光バスがトレーラーと衝突し、11人全員がけがをして病院に搬送されました。
その後、このうち1人の死亡が確認されました。
けがをした10人は命に別状はないということです。
現地の運転手やガイドもけがをしました。
11人は男性3人と女性8人で、年齢は58歳から80歳です。
現地当局などによりますと、バスがトレーラーに追突した可能性が高いということです。
JTBの会見 25日午後2時すぎ
この事故を受け、ツアーを企画した旅行会社のJTBが会見を開き、亡くなったのは70代の女性だと明らかにしました。
JTBによりますと、ツアーは21日に関西空港から出発し、マレーシアを縦断する7日間のツアーの予定でした。
バスは、日本時間24日の午後2時45分ごろ、高速道路でトラックと衝突し、日本人11人のうち、70代の女性1人が死亡し、10人がけがをしたということです。
事故は、マレーシア中部のキャメロンハイランドへの移動中に起きたということです。
JTBの山北栄二郎社長 25日午後2時すぎ
会見したJTBの山北栄二郎社長は、「旅行を主催した会社として、誠に申し訳なく、心より深くお詫び申し上げます」
「お亡くなりになられましたお客様のご冥福を心よりお祈り致しますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます」と謝罪しました。