フランスのパリのオペラ地区で発生した刃物を持った男によるナイフ襲撃事件。
オペラ地区は日本企業が進出し、日本人が多く要る地区。それに合わせて日本食屋が多くある地区としても有名です。
犯人はロシア連邦内のチェチェン共和国出身のフランス国籍取得した男による犯行。
IS系組織が犯行声明を出しています。
チェチェンというと旧ソ、ロシアからの独立を展開し、第一次、第二次とチェチェン紛争の地域となった場所。
国民の大半はイスラム教徒です。
【下記はAFP記事】
フランスの首都パリ中心部で発生したナイフ襲撃事件の容疑者は、仏警察の対テロ要注意人物リストに載っている男だったことが分かった。捜査関係者が13日、AFPに明らかにした。
事件は12日夜、オペラ座付近の繁華街で男が5人をナイフで襲い、1人が死亡、4人が負傷したもの。容疑者の男は警察に射殺された。
治安を脅かす可能性がある過激思想を持った人物の情報を掲載した仏警察のリスト「Sファイル」(「S」はセキュリティの頭文字)によると、容疑者の男は1997年にロシア南部チェチェン(Chechnya)共和国で生まれたフランス人だが、犯罪歴はなかった。警察は男の両親の身柄を拘束しているという。男がフランスに入国した時期について警察は明らかにしていない。
「Sファイル」には、潜在的危険性がある宗教的過激派を含む過激思想に走る可能性のある人物の他に、左翼や極右活動家らの名前も載っている。全員ではないが、「Sファイル」に情報が掲載された人物たちの多くはイスラム過激派などによる襲撃に関与している。
「Sファイル」とは別に、テロの脅威があると断定された人物に特化したファイル「FSPRT」も存在する。FSPRTには約2万人が掲載されており、うち約半数が警察の監視下にあるという。