国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

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【海外慰霊‐ビルマ戦線】タイ・ラムプーン県の日本兵慰霊塔『噫 忠烈戦歿勇士の慰霊塔!藤田松吉氏(クーカムおじさん)チェンマイから日帰り訪問

【タイ・ラムプーン県の藤田氏‐日本兵慰霊塔『噫-忠烈戦歿勇士の慰霊塔』】

人生4回目のチェンマイは合計で6泊しました。
1日はチェンマイ周辺のラムプーン県やプレー県にある日本兵慰霊碑を慰霊のためにホンダの160CCのスクーターで巡りました。

まずはチェンマイから60キロ南下してラムプーンの日本兵慰霊塔に。慰霊を終えた後、そこから177キロ東(所要時間2時間40分程)、プレー県の日本兵慰霊碑に。

帰りはプレー県からチェンマイまで200キロほど運転。1日の総距離は440キロほどでしたが頑張って運転しました。

ラムプーン県の慰霊碑は『噫-忠烈戦歿勇士の慰霊塔』
慰霊塔は旧日本陸軍第18師団-第55連隊(菊兵団)に配属され、戦後も日本に帰還することなく、この地で生涯を終えられた藤田松吉氏(平成21年(2009年1月25日逝去/享年90歳)により建立されました。

戦後、藤田氏は北タイに留まり、チェンマイ県とメーホーンソーン県にて日本将兵の遺骨収集に尽力し、約800柱に及ぶ御遺骨を慰霊塔内に収めています。

その後、御遺骨は厚生省に引き渡され、千鳥ヶ淵戦没者苑に安置されています。現在の慰霊塔には藤田氏の御遺骨が収められています。キリスト教徒であった藤田氏は毎年のクリスマスの日を戦没者供養の日とし、他界するまでともらいを続けられ、今日では日本とタイの有志でクリスマスの慰霊は引き継がれています。

‐藤田松吉氏-
出身地-長崎市上野町(現-岡町)出身
タイ名-クーカム・スックジューム
クーカムおじさんと現地のタイ人に親しまれていたようです。

生年月日-大正9年(1918年)12月2日生まれ
逝去日-平成21年(2009年)1月25日 90歳 ラムプーン県の病院で肺炎にて逝去
昭和14年(1939年)第18師団(菊兵団)55連隊第三大隊-第二中隊‐小銃隊に入隊。

中国広東省からタイ、マレーシアを経てシンガポールと転戦。
昭和17年(1942年)2月15日、シンガポール占領を果たし4月にビルマ戦線へと向かった。北ビルマの『死の大峡谷』フーコン戦に従軍し砲弾により、右足大腿部盲貫通の重傷を負う。

原隊は壊滅状態で散り散りばらばら敗走し、終戦を迎えました。戦後は野宿を繰り返し、現地のビルマの人々の援助を受け、
半年後にタイ国内に移り道路工事などに従事。タイ国籍も取得しました。
昭和40年(1965年)日本の大手ゼネコン前田建設工業㈱が日本業者として初めての世界銀行借款海外工事(ODA援助)としてチェンマイ~ラムプーン間のハイウェー(現国道11号線)工事を受注し、藤田氏は工事の現場監督として尽力しました。

さらにはウボンラチャタニー県のダム工事(ラムドンノイ)にも参加。昭和52年(1977年)厚生省が遺骨収集団を初めてタイに派遣した時、藤田氏は案内役として協力。
また、自身の戦友の亡骸を自らの手で集め、自宅敷地内に自費で『噫-忠烈戦歿勇士の慰霊塔』の慰霊塔を建立しました。

※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9 で撮影
使用レンズはF2.8 24-70㎜のレンズ

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