国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

03月

タイ・バンコク・日本のODA援助で出来た橋。日本のODA援助に対しての感謝の碑

【Thai-Japanese bridge in Bangkok】
いたるところに掲げられる日本からのODA援助に対しての感謝の碑】
タイは戦後、日本政府が多額のODA援助(資金と技術双方、日本が最大のODA援助国)をしてタイの発展に貢献してきました。
道路、橋、下水道、建物、空港、地下鉄等。
これらにタイの人々は非常に感謝しており、下記写真にあるような日本の協力によって建てられたという事が分かる旨をプレートで記載等しています。

日本政府は今までにタイだけでなくアジア各国、アフリカ、中東、中南米、東欧、旧ユーゴ諸国、バルト三国等にODA援助をしてきました。(ほとんどの国が日本が最大のODA供与国です。)
日本の近隣の極一部の諸国をのぞいて日本の援助、助力に対しての感謝を示すためにそれがわかる碑をもうけています。

海外でのODA援助は日本にとっても利点があり、
対日感情がさらによくなることで、外交に関しても優位に働き
日本企業の海外進出、投資も入りやすくなっています。

また、建設関係は日本の大手や準大手のゼネコンが参入しやすく
なっています。

※撮影場所は
タイ・バンコク市内シーロム地区
BTSサラデーン駅から地下鉄シーロム駅に向かう途中にある橋。

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天皇皇后両陛下!タイのバンコクを弔問のために御訪問!タイの人々から大歓迎(奉迎)で迎えられる

【タイの人々に温かく迎えられる両陛下】
Many Thai people warmly welcomed the Japanese emperor and empress
天皇皇后両陛下は無事に弔問を終え、1泊バンコクでして本日、バンコクより政府専用機にて帰国されます。

現場には現地駐在の日本人も多く見かけましたが、それ以上にタイ人が多く来ていました。(目視では500人くらい)
タイでは王室は非常に尊敬されています。昨年10月にプミポン国王が崩御されてから政府機関の人間は1年喪に服し、勤務時でも上下黒の服を着用しています。

一般の人々でも上下黒もしくは華美でない服装で喪にふくしているいる人々は多いです。

先の大戦下でアジアで完全な独立国だったのは日本とタイのみです。そして同じ枢軸国側として戦い、イギリスを駆逐するための日本軍のマレー攻略やビルマ攻略の際に、国境付近の土地を使用させてもらい(日本軍が駐留)、食料補給等の支援を受けていたのは事実です。

真珠湾奇襲とともにマレーやビルマ攻略が迅速に進んだ背景には、日本軍が勇敢で強かったのはもちろんですが、現地マレー人やビルマ人の内からの協力、そしてタイの協力があったからでもあります。

戦後、わが国はタイに多額のODA援助(資金と技術双方、日本が一番のODA援助国)をしタイの発展に寄与してきました。

日本の皇室とタイの王室は非常に長い間、親密な関係にあり、貿易面、人的交流においても兄弟といってもよい関係にあります。

両国の関係が今後も末永く良好である事を願います。

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天皇皇后両陛下!タイ・バンコクを弔問のため御訪問!厳戒態勢が敷かれる

【日泰友好】天皇皇后両陛下タイへの行幸啓に際して厳戒態勢をとるタイ警察&軍。日本車ばかりです(トヨタ、いすゞ、三菱)
タイにとっ日本は非常に大切な国です。(日本にとっても非常に大切。先の大戦時からの同盟国(第一次世界大戦も連合国として参加し同盟国。)

天皇皇后両陛下に何かあっては国家威信を問われすので厳戒態勢がしかれていました。

The Japanese emperor and empress came to Bangkok in Thailand from vietnam today. Ex-Thai king Bhumibol Adulyadej(ภูมิพลอดุลยเดช) passed away last October and They saw him and prayed for the his soul,and They met the New Thai king. The strict guards ware set up.

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【両陛下車両王宮入場】天皇皇后両陛下!タイ・バンコクの御訪問!故プミポン国王への弔問!平成29年(2017年)3月5日!

【両陛下車両王宮入場】天皇皇后両陛下!親日国ベトナムから親日国タイへのご訪問⑤バンコクの王宮!故プミポン国王への弔問!平成29年(2017年)3月5日!

The Japanese emperor and empress are coming to Bangkok in Thailand from vietnam tomorrow. Ex-Thai king Bhumibol Adulyadej(ภูมิพลอดุลยเดช) passed away last October and They will see him and will pray for the his soul. Also,They will meet the New Thai king.

天皇皇后両陛下のベトナム&タイへの行幸啓。ベトナムは初めてのご訪問とのことですが、ベトナムで手厚いもてなしをうけたようで1人の日本人として、ベトナムに赴任経験がある身として非常に嬉しく思います。

そしてその帰路でタイ王国を訪問されました。
昨年10月のプミポン国王の崩御に際し、半世紀以上にわたり交流のあったプミポン国王を偲び、同国王への最後のお別れ、新国王ワチラロンコン陛下に弔意を表しました。

陛下は皇太子時代から数えて何度をタイを行幸されていますが久しぶりのタイ御訪問。

昔から日本の皇室とタイの王室の繋がりが深く、双方が両国を往来していました。
特に秋篠宮文仁親王殿下は調査研究のために何度もタイへ行啓されています。
https://www.youtube.com/watch?v=-pp8Y6j6LVk

東ティモールへの渡航計画

【東ティモールへ!危険度が高いインドネシアの航空会社にしようかそれともシンガポール経由にしようか。】
I`m planning to go to East Timor which is independent in 2002 next week. There is no direct flight between Bangkok and East timor,so I need to go to Singapore or Bali island and need to buy another air ticket between those countries. I`m afraid of using Indonesian airlines(EU(Europe Union Prohibited the airplane entry into Europe)

さて、ブータンで撮影した映像や写真整理が出来たので東ティモール行きの計画を建てます。

前にお伝えしたとおり、バンコクから東ティモールまでは直行便が出ていないために直行便の出ているインドネシアのバリ島かシンガポールまで行かねばなりません。

どっちにしようか考えてますが、費用でいうならば
バリ島のほうが少し安い。
バリまではタイ航空で往復35000円程、そこからインドネシアの航空会社GA(ガルーダ)の子会社であるシティーリンクか同じくインドネシアの航空会社のスリウィジャヤ航空が往復で2万円程でとれます。

シンガポールの場合はエアアジアでバンコクとの往復が2万円程。
そこからティモール航空が出ており価格は往復で6万程。

バリとシンガの差額は2万~2万5千円程。
バリ島のほうが安いのですが、大きな懸念があります。

それはインドネシアの航空会社が安全性が問題視されているからです。欧州にはインドネシアの航空会社の乗り入れが禁止されている。安全性に問題があるとのことで。

インドネシアのフラッグキャリアであるガルーダインドネシア航空は今までに10回以上墜落事故をおこしており、自己の中で利用したくない航空会社の上位にくる。

そのガルーダの子会社のシティーリンク、似たようなスリウィジャヤ航空。

まあ、墜落する可能性はかなり低いのは分かっているのだが、利用したくないですね。

しかし、ティモール航空もまたどうなのだろうか?と思う。

今までに35社以上の航空会社を利用してきました。(搭乗本数は130本程)安心できる航空会社とそうでない航空会社はあります。
これは、皆さんが何かを利用する際に安心できる店、会社、そうでない会社ががあるのと同じです。

シンガまでいき、久しぶりにシンガのカジノ(マリーナベイやセントーサ)にでも行こうか(ブルガリアのカジノでは36000円儲けた)
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タイ・バンコク・ソイ39(スクンビット通り)の「ばんからラーメン」

I ate Ramen at Bankara ramen shop in Bangkok.久しぶりにバンコクの『ばんからラーメン』に。バンコクのソイ39の店。
バンコク駐在時に週に3日は利用していた店です。

店長の飯塚さんに無料で白ねぎメンマ(小皿のもの)をいただきました。前回訪問時にいなかったですが、9か月ぶりにお会いしました。自分がこちらに駐在している時からいる方です。

「ばんからラーメン」は東京の池袋に本店があり、国内にFC店を中心に展開しています。タイのバンコク以外に池袋(東口)、静岡県内の店舗を利用したことがあります。
とはいっても最近は健康を考えラーメンは月に2~3回程ですが。
(かつては、週に4日はラーメン、昼夜連続ラーメンで月に20~30杯はラーメン食べてましたが。国内外で訪れた店舗は500店舗以上)

自分がこっちにいた当時からいるタイ人従業員が1人いるのですが、自分の事を覚えてくれてます。久しぶりの再会です。
いつも注文方法がチャーシュー麺、大盛り、煮卵と海苔を追加、麺固め、味濃い目とするので注文方法まで覚えていてくれます。値段は日本とほぼ変わらず。

もう一つ店舗が市内にあるようですが、自分はいつもBTSプロンポン駅から近いスクンビット、ソイ39の店舗を利用しています。
海外では日本食人気が出てきているのですが、タイは経済発展とともにタイ人の需要も見込めるようになりました。

少子高齢化により国内飽和状態の外食産業は海外に目を向けて、積極的に海外進出をしているところが増えてきています。
周辺には手羽先で有名な世界の山ちゃんや名古屋に本社があるつけめんの「フジヤマGOGO」などもあります。

バンコク市内アソーク・ターミナル21の4階にあるタイ料理屋REFLECTIONS

I ate dinner at REFLECTIONS Thai restaurant in Terminal 21 building near BTS Asok station.
今晩は久しぶりにタイ料理。バンコク市内アソークにあるターミナル21の4階にあるタイ料理屋REFLECTIONSにてタイ人の友人との食事。
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ブータン航空!B3-700!ブータン・パロ→タイ・バンコク(インド・カルカッタ経由)

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I came back to Bangkok in Thailand by Bhutan airways as same as the going flight. The flight number is B3-700 and the flight stopped in Kolkata in India before arriving at BKK(Via Kolkata)
ブータンからタイのバンコクに戻ってきました。
航空会社は往路と同じくブータン航空。インドのカルカッタ経由でした。経由時間もあわせて4時間30分程の搭乗時間。

ブータン航空の2レターはB3 便名はB3-700
機材は往路と同じくエアバスの319-100
座席は、こちらも往路と同じく、プレミアムエコノミー席の3A

ブータン・パロ→インド・カルカッタ区間=軽食
インド・カルカッタ→タイ・バンコク=昼食

飛行は安定しており、窓からの景色も堪能できました。
目視や言語の聞き取りで、客はインド人が一番多く、その次にブータン人、他にアメリカ人、タイ人、ベトナム人、マレーシア人、ドイツ人、日本人(ビジネスに2名)がいました。
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【世界一危険な空港?高い山々に囲まれ滑走路が短く離発着の難しいブータン・パロの空港】

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【世界一危険な空港?高い山々に囲まれ滑走路が短く離発着の難しいブータン・パロの空港】

Paro airport is the only international airport in Bhutan. There are many high mountains around the airport and It is difficult to depart and arrive. Pilots need the skill about it. I was little bit afraid of that before departing or arriving,but the the skill of the Bhutan airlines pilots were so great. There is no problem about the both flights,

海外からブータンの空からの玄関口はパロのみです。(パロが唯一の国際空港)

ここに到着した時もそうなのですが、ここから離陸する時も離発着の難しい空港だと実感しました。

滑走路はたったの1964メートル、発着に関しては高い山々の間’(谷間)をくぐりぬけていかねばなりませんし、離陸に関してはすぐそこに高い山々があるので危険性をともなう急浮上ではなく、山と山の間(谷間)を左右に蛇行しながらすり抜けて山々の上にでていく感じです。飛行機が苦手な方なら不安に感じると思います。

※写真でみると真ん中が霧がかかって山々が見えないかもですが、写真真ん中の奥にも大きな山々がある。

パイロットの高度な技術が必要とされますが、ブータン航空のパイロットは手馴れており、感心しました。

視界が悪い夜間の離発着は危険性を生じるので、有視界飛行方式を採用。日の出から日没のみの離発着です。

パロ空港に就航しているのは国際線ではブータン航空以外に、ネパールのカトマンズからのチャーター便であるブッダ・エアー。
国内線では新しく創設された民間のタシエアーの3社のみです。

【国民の幸福度の高いブータン?何が理由なのか?】

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【国民の幸福度の高いブータン?何が理由なのか?】

ブータンからタイのバンコクに戻ってきました。
ブータン航空を利用しブータンのパロから
インドのカルカッタ経由でタイのバンコク。

国民の幸福度GNH(Gross National Happiness)が高い国と
して知られるブータン。
何が国民を幸福と感じさせているのでしょうか?

これには様々なものがあると思います。

1人当たりのGDPは年間2700ドル程と経済だけをみれば後発開発途上国の部類に入りますし、ブータン人の平均寿命も70歳に満たない。(昔に比べ医療技術進歩したので平均寿命も伸びている)
インフラや福祉が整っているといえばそうでもない。
娯楽産業も多くない。
日本のように様々な国の料理が食べられるわけでもない。

皆さんが幸せを感じる時はどんな時でしょうか?
お金があるということは確かに幸福のうちの一つなのでしょうが。
お金があればいろいろな事が出来るのは事実。
健康でない人からすれば五体満足の健康な人々が幸せに見えるものです。
順風満帆の人生、自分の希望の進学、就職、結婚相手、恋人、満足のいく結婚生活、社会的地位の獲得、収入、名誉、名声、自分の好きな事をしている、趣味が充実、人間関係がうまくいっている、夢や目標達成等。

それではブータンの人々はどんな所に国民が幸せを感じるであろうか?
これは様々な人々への聞き取りや自らの目で見てきて調査
した結果で私的に思うことでもありますが・・・

一番は、ブータン国民の心の持ちようなのかもしれません。(宗教的、民族的側面)

ブータンというのは敬虔な仏教国(チベット仏教系)。
信心深いブータン人は寺院に頻繁に参拝します。そして平和や幸福を願っています。

嫌な事や不幸な事があっても物事を明るく考える。
常に自分が幸せだと考え定義づける。

ブータンの政府は2年ごとに国民に調査をおこなっているのですが、

GNHは

1.心理的幸福、2.健康、3.教育、4.文化、5.環境、
6.コミュニティー、7.良い統治、8.生活水準、
9.自分の時間の使い方の9つの構成要素からなっています。

※病院や水道、学校は一部をのぞいて無料。
→ここも国民の幸福度の要因となっています。

他にブータンは自然が豊富な国で大自然の中での生活。そして国の宝ともいえる自然環境保護には積極的です。
ここも国民の幸福度の要因になっていると思います。
※日本では東京などの大都市では便利で楽しい反面、人工的なストレスも多く、日本の企業はより厳しい社会であるので会社内でのストレスも受けやすい。

GDPで計測できない項目の代表例として、1の心理的幸福が挙げられます。
正・負の感情

★正の感情  1.寛容、2.満足、3.慈愛
★負の感情  1.怒り、2.不満、3.嫉妬

すなわり正の感情が強く、負の感情が低ければ幸せ度数が高いのです。ブータン国民は正にそれに値すると思います。

経済も発展し、インフラも整い、社会保障の充実した先進国の中では日本も含めてうつ病患者が多いのは事実です。日本も江戸時代まではうつや神経症などの病気はほとんどなかったものですが、明治維新、開国により欧米も文化が流入し、戦後は焼け野原からの高度経済成長による発展。物質的には豊かにはなったものの
反面、病んでいる人々も多いのが実情。

ブータンもそうなのですが、いわゆる熱帯の発展途上国の中には自殺者、うつ病者が少ないのが実情です。
それはやはり、人々の心の持ちようなのだと。タイでもマイペンライという精神がありますが、嫌な事があってもすぐに忘れる、気にするなという精神は感心できるものです。

どこの国とはいいませんが、日本の隣国には下記にある正の感情が弱く
負の感情が強い国がありますが、海外にいて出会うそれら人々の顔を見ているとそれらが顔や表情にでています。(数多く接してきた私ですが)

★正の感情  1.寛容、2.満足、3.慈愛
★負の感情  1.怒り、2.不満、3.嫉妬

人間が幸せに暮らす過程で
正の感情を強めて、負の感情を弱める事が重要だと思います。

ブータンにきて実感いたしました。
ブータンでは前述した闇の部分もあるのですが、国民の多くは自身が幸せであると思っています。

ブータンの人々は自国、民族の誇りがあり、自然や生き物を大切にする。そして感謝の気持ちがあります。
そして正直で発展途上国にありがちな人を騙すという事をする人々は非常に少ないです。
殺人の犯罪はほぼ皆無に等しく、傷害も年間200~300件程度。

日本は世界的にみて素晴らしい国(これは世界の多くの国々が認めている)ですが、資本主義経済が浸透し、金のためなら手段をいとわない銭化け亡者や人を騙してお金をとる詐欺師も少なからずいるにが実情。

今一度、日本人は自らの民族を見つめなおす時がきているのではないかとブータン渡航して実感しました。