【パレスチナ自治区ベツレヘム市街地】
イスラエルのエルサレムからパレスチナ自治区ベツレヘム県の県都『ベツレヘム市』を訪問して2泊。
ベツレヘム市の人口は3万人弱。キリストの生誕の地と言われ、ヘブライ語聖書では「ダビデの町」とされ、新約聖書ではイエス・キリストの生誕地とされています。
キリストの生誕した教会『聖誕教会』への巡礼者や観光客が数多く来る都市で主要産業は観光業。他のパレスチナ自治区の地域に比べてキリスト教徒の比率が高い都市です。
山の斜面に家を建てており、坂道が多い都市です。
【ベツレヘム市-旧市街】
【ダビデの井戸】
ベツレヘムの名所の1つがダビデの井戸です。古代イスラエル王国のダビデ王ゆかりの井戸。ぺリシテ軍との戦いに勝利したイスラエル王国の兵士が、この井戸からダビデ王に水を持参。
その際に、ダビデ王は
「これは生命をかけてゆきし人の血なり」と言って水を飲まず、主に水を捧げたとのこと。
場所は
旧市街の聖誕教会からメンジャー通りを北に向かったところにあります。
【世界遺産の聖誕教会!イエス・キリストが生まれたとされる聖地】
ベツレヘムの最大の名所がイエス・キリストが生まれたとされる聖地「聖誕教会」です。旧市街の中心に建っており、キリスト教信者は勿論のもと、非キリスト教徒の観光客も数多く訪れる教会です。
イエス・キリストの生誕の地
西暦339年
この教会の地下洞窟としたのは、ローマのコンスタンティヌス大帝の母ヘレナ。
6世紀に火災で最初の聖堂が焼失。再建はユスティニアヌス1世の時代に行われ、この6世紀の聖堂が基本的に現存する聖堂となっています。
小生はどこの宗教にも加入していませんし、
生涯に宗教に入信することはないですが、
国内外の様々な宗教の
宗教建築や宗教画や造形物、歴史には興味があります。
聖誕教会は
イエスの生誕地として荘厳な雰囲気があり
内部の内装や宗教画、モザイクは非常に美しいです。
【「ミルク・グロット教会」】
聖誕教会と共に訪れていただきたいのが、聖誕教会の東にあるミルク・グロット教会です。
5世紀にはここに、もととなる教会が建っていたと言われています。
現在の1872年に建てられたローマカトリック教会の礼拝堂です。 幼かったイエス・キリストを抱えたヨセフとマリアがエジプトに脱出するまで、ヘロデ王の兵士から身を隠したとされる洞窟がある場所に建っています。
※NikonのフラッグシップミラーレスカメラZ9 で撮影
使用レンズはF2.8 24-70㎜のレンズ