コロンビア大氷原からの帰り。
2014年5月に出来たグレイシャー・スカイウォーク。
ガラス張りの展望プラットフォームが断崖絶壁から35メートル張り出しており、280メートル下には、氷河によって削られてできたサンワプタ渓谷が広がっています。
ガラス張りのプラットフォームからは
渓谷がみえますが、高いとこが苦手な人にはお薦めできません。
山火事の影響で白くもやがかかった視界でしたが
楽しめました。
コロンビア大氷原へ。氷河の上を走るので頑丈な雪上車に乗車。タイヤがものすごく大きくて太い。
これを軍隊色にしたら軍用車になりますね。
若いカナダ人女性の運転です。
すごいですね。女性でこの大型を運転できるのは。
コロンビア大氷原と日本もしくは世界各地でうたっているツアーは実際は、コロンビア大氷原ではなくアサバスカ氷河と呼ばれるコロンビア大氷原から流れ出す主要な6つの氷河の1つを訪れます。
今回のツアーは250ドル(日本円で23000円くらい)のツアーですが、英語ガイドでチップ混みで200ドル程。決して安いツアーではないのですが、カナディアンロッキーに来たら必ず参加していただきたい所です。
氷河上を散策できる場所は限られていますが、指定区域外だとクレバスと呼ばれる氷河や雪渓などに形成された深い割れ目に落ちると危険ですので区域外には出ないようにしなければです。
氷河のクレバスに落ちた例では
1981年に天山山脈のボゴタ峰の氷河上で、京都山岳会登山隊所属の白水ミツ子隊員が下山中にクレバスへ落下し、声は聞こえても数十メートル下の狭い隙間へ滑落した隊員に救出の手は届かず、自ら生還を断念せざるを得なかった例もあります(隊員の遺体は14年後の1995年に発見された)。
氷河の上を歩くの初めての経験です。
こっちに来る前に新調したハイキング靴が役立ちました。
強風だったのですが、先月購入したばかりの20万近くするソニーの4Kのビデオカメラをつけた三脚が倒れて、氷河の雪解け水の小川につかってしまいました。10秒くらいつかってしまいましたが、なんとか無事でした。
海外で持ち運びしやすいように軽く簡易的な三脚しようしていますが、こういう時に重くてしっかりとした三脚が必要になります。
バンフからヨーホー国立公園までは高速道路を使用しましたが、両側が野生動物が飛び込んでこないように、事故が起こらないように金網が張られています。そうるすと動物達が移動できなくなるので
行政機関は野生動物が移動できるようにアニマルオーバーパスと呼ばれる橋を高速道路上に2つあります。
場所は、トランス・カナダ・ハイウェイ(カナダ国道1号線)バンフとルイーズ湖の間に2カ所あります。匂いを動物が嫌うため、人間の通行は禁じられています。
現在1箇所が建設中(写真)、もう1箇所が計画中で将来的には増やしていくようです。
国立公園内での楽しみの1つが野生動物や野鳥観察。
アルバータ州のバンフからブリティッシュコロンビア州のヨーホー国立公園を訪問。
途中の道でマーモットを発見。車をとめてもらい車の窓から撮影。
マーモットは、主にアルプス山脈、カルパチア山脈、タトラ山脈、ピレネー山脈、ロッキー山脈、シェラネバダ山脈、ヒマラヤ山脈などの山岳地帯に生息しています。
北米のマーモットはウッドチャックマーモットです。
一般に巣穴の中で生活しており、冬季は冬眠すします。
大部分のマーモットは社会性の高度に発達した動物で、危険が迫るとホイッスルのような警戒音でお互いに知らせ合います。。
野生の熊登場!生まれて初めてみる野生の熊です。
ヨーホー国立公園内にて。
ベリー系の赤い木の実を食していました。
子熊です。まだ大人になりきれていない大きさ。
バンフから世界遺産に認定されているカナディアンロッキー山脈公園群へ。(3000メートル超の山々が多くある)
カナダに来たのであればバンフもしくはジャスパーを訪問し、そこから世界遺産であるカナディアンロッキー山脈公園群を訪れなければ意味がないといっても過言ではありません。
個人でいくのには限界があり(車の制限など)、ツアーに参加するのが望ましいですが、本日は、ヨーホー国立公園を訪問しました。
バンフがあるのはアルバータ州。
ヨーホー国立公園があるのはバンクーバーと同じブリティッシュコロンビア州です。
自然保護のために人口抑制策がとられヨーホー国立公園内にある町は人口がたったの300人程です。
ヨーホー公園のヨーホーは先住民インディアンの言葉で
「驚異や畏怖」を表す言葉。
それだけ素晴らしい自然が残っています。
まずヨーホー国立公園で最初に訪問したのは
タカカウの滝。
滝の落差は380メートル程(実際の落差は254メートルという説あり)。
川の水はワプティク氷原から流れ出す氷河の1つ、デイリ氷河の末端部で融解した水で非常に冷たいです。
これに申し込みました。もう一つのオプショナルツアーも。
費用は結構かかりましたが2つ合わせて250ドル+160ドル=410ドル(4万円弱です)少し金のかかるツアーです。
バンフに来たのであれば周辺の湖や大氷原にはいかなければ来た意味がないといっても過言ではありません。
自分でいけるようなとこは基本的にはツアーに頼らずに
自分でいきますが、ツアーのほうが総合的にみて安かったり、個人ではいきづらい、手配しずらい時、疲れている時はツアーに参加します。
英語は出来るので
基本的に海外の現地で参加するツアーは日本語ツアーより現地の会社で英語ガイドツアーに申し込みますが《英語ガイドのほうが安い》、たまに日本語ガイドツアーにも参加します。
バンフにはJTBのツアーデスクがあるのでJTBのツアーデスクで申し込みました。(かつて、日系大手の旅行会社は多くの会社がここに支店をおいていたのですが。日本人観光客減少により、閉鎖。現地手配会社と提携し、手配を依頼。)