国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

イスラム

イスラム過激派2015年6月26日同時多発テロ!イスラム過激派による仕業!日本での可能性は?

イスラム教の信仰心が高まるラマダン(断食月)に入り、26日には中東、北アフリカなどでイスラム過激派の犯行とみられるテロが相次いだ。

4事件の犠牲者は100人超に上る可能性もある。

チュニジア北部の観光地スースのホテル銃撃事件では、海外の観光客ら38人が死亡。クウェートでイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)が襲撃された事件では27人が死亡した。ソマリア南部レゴでは、アフリカ連合(AU)の平和維持部隊の基地が襲撃され、死者は50人近くに上るという。

ロイター通信によると、チュニジア、クウェートのテロでは、イスラム過激派組織「イスラム国」がネット上に犯行声明を出した。ソマリアでは、イスラム過激派組織「アル・シャバブ」が犯行を認めている。

イスラム国!湯川遥菜氏殺害!後藤氏は?日本政府の対応は?

イスラムから送られてきた静止画つきの録音メッセージの内容は下記です
↓↓↓↓
私は後藤健二。湯川遥菜(はるな)さんが「イスラム国」の地で殺害された写真をごらん­になったでしょう。あなたたちは警告された。あなたたちは期限を与えられた。そして、­私をとらえた者たちは言葉通りに行動した。

安倍(首相)、あなたが遥菜さんを殺した。脅迫を真剣に受け止めず、72時間以内に行­動しなかった。

いとしい妻よ、愛している。2人の娘が恋しい。どうか安倍(首相)に、私の身に同じこ­とをさせないでほしい。あきらめないで、家族や友人、同僚たちと、日本政府に対して圧­力をかけ続けなければならない。

彼らの要求はより容易になった。もはや金銭を要求していない。だから、テロリストに資­金提供することになると心配する必要はない。

彼らが求めているのはサジダ・アルリシャウィ(死刑囚)の釈放だ。釈放すれば私は解放­される。皮肉にも、日本政府の代表たちがサジダが収監されているヨルダンにいる。

私の命を救うのがどれだけ簡単か、もう一度強調したい。ヨルダンから彼女(サジダ死刑­囚)を連れてくれば、私はすぐに解放される。私と彼女の交換だ。

(妻の名を呼び)これが私のこの世で最後の時間になるかもしれない。これをあなたが聞­く、私の最後の言葉にしないでほしい。安倍(首相)に私を殺させないでほしい。
↓↓↓↓
出国前に何かあったら自分の責任だと言っていた後藤氏の思いではないのは丸わかりであるが、イスラム国のメンバーに脅され言わされているのは目に見えている。
身代金を払えば、日本政府は、脅せば、簡単にお金を払うという印象になります。そして、これから多くの邦人が誘拐され、さらなる被害者をうむのは間違いないです。
水面下で、政府が多くの外交ルートをもとに動いております。

国際ジャーナリスト大川原 明!イスラム国!日本人殺害!日本人が海外渡航前にみるべきもの&気を付けるべきもの!

日本人必見!海外旅行・渡航者全員が見るべき、外務省・海外安全ホームページです!
私は、必ず海外渡航する際に、この海外安全ホームページを見ております。
イスラム国による日本人2人殺害予告(1名は既に殺害されている事は濃厚)、それだけではありません。ここ数年をみても数百人の日本人が殺害されました。強姦や強盗、窃盗、詐欺被害等の邦人犯罪被害者に関しては
膨大な数にのぼります。(強姦被害者は、それを報告すら出来ていない状況です)

日本は、他国からみても安全な国です。(北朝鮮の拉致被害が平気でおこなわれてしまうとことみると確実に安全な国ではないのですが)
それゆえ、日本人は平和ボケしております。ここ12年のうちの半分にあたる6年は海外暮しの私です。

仕事においては、旅行会社の現地支店に日本からの出向社員として駐在しました。(3か国)

現地で犯罪の被害に遭われた邦人被害者の擁護業務(現地警察とのやりとり、大使館、領事館への報告・連絡、保険会社とのやりとり、犯罪集団への抗議活動
=(多くの逸話がありますが自己が対応した一例)現地人経営のレンタカー会社=お客さんが返却後、レンタカー会社のスタッフが車が壊れたなど(実際にはもともと壊れていた)と因縁をつけ、法外な額を要求=日本人は脅しに弱いですのですぐに払う もしくは 助けを他に求めますが)
それに対して、レンタカー会社に乗り込み、不当な請求をやめるように勧告!不正請求取り下げさせたり。

多くの邦人被害者を見てきましたので、日本人を平和ボケから脱却させたいという気持ちが強くなっていきました。

私は、ここらへんはプロですので、世界59か国渡航(今年100か国突破)において、ほとんど、犯罪の被害に遭った事はありません。(スリの被害が1回=返してもらいましたが)

この安全ホームページには、何が起こり何が危険なのかを記してあります。
そして、その危険度を示す度合いが出ております。

危険情報は下記4段階が出ております。

その2:安全対策の4つの目安(カテゴリー)

1.「十分注意してください。」 その国・地域への渡航,滞在に当たって特別な注意が必要であることを示し、危険を避けていただくよう、おすすめするものです。

2.「渡航の是非を検討してください。」 その国・地域への不要不急の渡航は控えるようおすすめするものであり,渡航すべきか否かは,渡航目的の緊急性,とりうる安全対策等に応じて検討を行った上でご自身で判断されるようお願いするものです。

3.「渡航の延期をお勧めします。」 その国・地域への渡航は,どのような目的であれ,当面控えるようおすすめするものです。また,場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。
「退避を勧告します。

4.渡航は延期してください。」 その国・地域に滞在している全ての日本人の方々に対して、滞在地から、安全な国・地域への退避(日本への帰国も含む)を勧告するものです。この状況では、当然のことながら新たな渡航は延期してください。
2年半年前の2回目の欧州周遊旅行の際に、旧ユーゴスラビアのマケドニアの首都のスコピエを訪問しましたが、そこから紛争地帯であったコソボの首都までバスで3時間程の距離。
その当時は、3の渡航の延期をお勧めしますでした。
苦渋の決断で渡航をやめたわけですが、昨年の3回目の欧州周遊旅行では、コソボの首都を含む数都市は1の十分注意してくださいに安全度が下がりましたので行きました。

セルビアのベオグーラドも訪問しましたが、そこからセルビアの国境地帯をつたりコソボ入国も出来るのでですが、皆さんご存知の通り、セルビアとコソボは犬猿の仲、いつ不測の事態に陥るかわかりません。(国境付近は2の渡航の是非を検討してください)
なので安全策をとりマケドニア周り(再訪)でコソボに入国しました。(マケドニアとコソボはコソボの独立を認めるなど良好関係)

邦人海外旅行者(渡航者)の被害を減らすために言及させていただきます。

下記、外務省海外安全情報をご確認ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/