国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明

世界各国、日本各地を周り、多くの場所を写真、動画撮影等で取材

冷戦

冷戦終結地!マルタ共和国・マルサシュロック(マルタ本島最大の漁村)

マルタ最大の漁村であるマルサシュロック。マルタ最大だけあり、港には多くの漁船があります。船は色とりどりですごく綺麗。入り江になっていますが、この深い入江は、侵入者にとって格好の場であったので、かつて1565年のマルタ包囲戦では、オスマントルコ軍が最初に上陸した場所です。

また、1989年12月にアメリカのブッシュ大統領と旧ソ連のゴルバチョフ大統領が冷戦の終結を宣言したマルタ会談も、マルサシュロックの海上でおこなわれました。歴史的な場所であるマルサシュロックですが、のどかな風景が広がっております。これらのどかな風景を眺めるのも風流です

米国防省!東欧・バルト諸国に兵器集積=ロシア抑止へ!東欧、バルト諸国、フィンランドはロシアをどう思うか?現地渡航調査にて分かった事?

【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は13日、米国防総省が欧州­­でのロシアの挑発行為を抑止するため、戦車や歩兵戦闘車、重火器などを、ポーランド­、­ルーマニア、ブルガリアなど東欧諸国とバルト3国に事前集積することを検討してい­ると­報じた。
集積する兵器は米兵3000~5000人の展開を想定した規模。同紙は「北大西洋条約­­機構(NATO)諸国防衛に向けた米国の決意をロシアのプーチン大統領へ明確に伝え­る­ための動き」と指摘している。

【自己の見解】
かつて、東欧は、旧ソ連時代に旧ソの強い圧力下にありました。フィンランドは、帝政ロ­­シアの時代に、帝政ロシアに支配され、バルト3国は、旧ソ連の地域内に組み込まれ虐­げ­られてきた経緯があります。
それゆえ、これら国々の対露感情はよくありません。
昨年、ロシアによりウクライナのクリミア地方が併合されましたが、未だウクライナ問題­­は終息しておりません。
かつて、東西冷戦下において米ソの対立で第三次世界大戦が勃発する可能性がありました­­が、旧ソ解体と共にその可能性はかなり低くなりました。
しかし、ロシアは昔の威光を取り戻すがごとく行動しており、これに関して、東欧、バル­­ト3国はもちろんの事、西欧諸国も危機感を募らせております。
日本とロシアの関係は現状、良い関係とはいえません。戦後、日本固有の領土である北方­­領土はロシアに占拠されたまま。
日本政府は再三にわたり、ロシアに北方領土返還を求めておりますが、返還にいたってお­­りません。
戦後、米国による圧力もあり、米国追従体制を強いられてきた日本ではありますが、ほん­­の少しだけでも、ロシアに対しての比重をあげ、ロシアも日本が必要とし、アメリカも­日­本には離れてほしくないのですから、日本の意見も少しは聞いてくれるようになると­思い­ます。
うまく譲歩し、うまい外交戦術を持ち、北方領土・失地を取り戻してほしいものです。
ロシアの軍用機が頻繁に日本の領空を侵しております。中国により尖閣諸島近くへの領海­­侵犯もほぼ毎日のようにされております。
北朝鮮の問題もあります。
いわゆる共産社会主義者は即時、日米安保破棄、米軍基地撤廃といっておりますが、自分­­の国を自分で守れない状況下においてそれは危険でございます。
フィンランド、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、東欧(チェコ、ポー­­ランド、スロバキア、ブルガリア、ルーマニア)を訪問した私ですが、それらの国々で­の­対日感情は非常に良い事に気がつきました。
特にフィンランド、バルト三国、ポーランドは。現地の女性から、一緒に写真を撮りたい­­といわれたものです。
日露戦争での日本の勝利に感銘をうけた国々です。多くの逸話がありますが、これも後日­­、言及いたします。


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