登山家の栗城さんが亡くなりました。エベレスト下山中に35歳の若さで。
ご冥福をお祈りいたします。
六大陸の世界最高峰を制覇し、エベレストには今までに7度登頂。
2012年の挑戦では、凍傷により9本の手の指の大部分を失いました。
そのあとも、登山を続けていました。
無酸素、単独(単独無酸素に関しては賛否両論あるようだが)でのエベレスト登頂は並大抵の体力と気力では
無理です。
今回は途中で体調が悪くなり、7400メートル付近から下山。
捜索隊により遺体で発見されました。
指を失っても挑戦し続ける姿勢は立派です。
決死の覚悟で今回も挑戦したと思いますが
非常に残念です。
フィリピンのルパング島にて小野田少尉を
発見した冒険家の鈴木紀夫氏は
37歳の時にヒマラヤで遭難し、後に遺体で発見されました。
小生も海外渡航時に意識を失いかける症状が
1日に3回経験し、死を覚悟した事もありますが
今は無事に生きています。
亡くなられた両者ともに
突き動かされるものがあって海外や登山をしていたのですが
それで亡くなるのも本望なのか。
先の大戦の国内外の激戦地を慰霊訪問している
小生ですが、かつて異国の地で亡くなられた
多くの同胞がいる事に慰霊をしなければという
気持ちになっています。
正直な話し、歳を重ねると体力が落ちてきて
単独での海外渡航は苦労します。(手慣れた治安の良い国は問題ないが、治安の悪い初めて行く国は神経を使う。特に単独で撮影も兼ねてだと)
私は少し無理をして
近々、海外に再出発します。
中東諸国は単独で周遊しますが
危ない場所にも少し足を運ぶ予定です(ここでは詳細をいえませんが)。
プロとして危機管理能力を振るに発揮し、危険回避
をしていきますが、異国の地で亡くなったら
それは天命として受け止めます。