昨年、日本で殺害された霜見夫妻。スイスのチューリッヒ在住で投資顧問会社経営していたが、その会社の本社はこのリヒテンシュタインにありました。
平成24年(2012)年7月にスイスのチューリッヒを訪問の際に、そこから隣の小国リヒテンシュタインを訪問しました。
今回のテーマは
アキーラさん訪問!リヒテンシュタイン・ファドゥーツの街
リヒテンシュタインまで行くルートはいくつかあるのだが、一番良いのはスイスのチューリッヒから行くルートです。
まずは、こちらの電車でチューリッヒから1時間程の国境の町であるザルガンツへ。そこからバスで30分程でリヒテンシュタイン中心部まで到着。
こちらの電車でリヒテンシュタインへ
電車は乗り心地がよく、景色も素晴らしかった。景勝ルート
である。
バスも綺麗で、これまた素晴らしい車窓が楽しめる。
ファドーツ行きバス
この国は公国で貴族の侯爵がおり、リヒテンシュタイン城に今も住んでおります。
山の上にあり、景色抜群の立派なお城です。
住民はドイツ系が大半で、ゲルマン系のドイツ・アレマン人が86%、その他イタリア人、トルコ人などが14%です。
ファドゥーツ市街
世界で6番目に小さい国。ドイツのシュヴェービッシュ・アルプスの延長線上に連なり、国土は山がち(最高地点2599m)だが南風が卓越し比較的温暖である。西はライン川に沿ってスイス(ザンクト・ガレン州・グラウビュンデン州)、東はオーストリア(フォアアールベルク州)と接している 。
住宅街散策
インフォーメンションセンター付近
タックス・ヘイブンとしても知られ、税金免除を目的とした外国企業のペーパーカンパニーも集中(人口より法人企業数が多いと言われる)。これら法人税が税収の40%に及び、この結果、一般の国民には直接税(所得税、相続税、贈与税)がないとの事です。
よって、国民は裕福なのです。
国際ジャーナリスト&旅行ジャーナリスト 大川原 明